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夫が笑ってくれると嬉しい。

当たり前のことみたいだけど当たり前じゃない気がした。

結婚して10年、毎日毎日飽きもせず仲良く暮らしているけど、私はいまだに「夫が笑うと嬉しい」んだなと気づいた。

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基本的にずっとご機嫌な人なのでいつもニコニコしてるんだけど、たまに私の行動や発言がツボに入ったときの笑い方はちょっと特別で、関西人かつ「面白い」に敏感な夫がこんなにゲラゲラ笑ってる!となるとき、私は「笑ってくれて嬉しいことを顔に出すと恥ずかしいから我慢せねば」と思いながらも隠しきれず、苦虫を噛み潰しながらニヤニヤするような謎の表情になってしまう。

ふと、なんでこの人が笑うとこんなに嬉しいんだろう?と考えてしまった。それは大好きだからだろう!というシンプルな理由もあるけども、私はこの人のことをすごく尊敬しているんだな、と気づいた。尊敬する面白い人が自分のことを面白がってくれるとめちゃくちゃ嬉しい。面白いってのは損得なんかじゃなくてその瞬間笑えるっていう単純なもので、だからこそ、わかりやすく価値のあること(例えば料理とか音楽とか見た目とか性格とか)を褒められるよりも妙に嬉しいんだと思った。

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「この人が笑ってくれると嬉しい」と感じるってことは、その人のことがすごく好きで、かつ、その人のことを尊敬しているバロメーターみたいだなって思った。今思い浮かべてみただけで、笑ってくれると嬉しいあの子やあの人の顔がどんどん浮かんでくる。

皆さんはどうでしょうか。「この人が笑ってくれるとうれしい」その人の笑う顔を想像すると心がポワポワしてきませんか?

そしてそのニコニコポワポワで心をいっぱいにしたら、毎日の怖いことや悲しいことや色んなことがちょっと大丈夫な気持ちになるってことに、今気づいた。

このおまじない、忘れないで生きていきたいなあ。

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