先行してTシャツセットなどを販売しておりましたが、本日ぶじ、つるうちはなと家族の初めてのEP「お花畑」サブスク＆配信がリリースされました！

家族でワイワイ、スカッとご機嫌な仕上がりです。ぜひ色々なサブスクなどでも聴いてみてね！

ZINEのインタビューは過去と未来の話をいっぱいしてるので、改めてこの作品そのものについてのあれこれ解説をしたいなと思って記事を立ち上げました。制作に関わってくれた仲間のこと、そしてメンバー全員による楽曲解説も必読です◎

制作に関わってくれた仲間たちについて

まず、アートワークを手掛けてくれたのは宇佐蔵べにちゃんとスタッフのコタケさん。Tシャツのデザイン、ジャケットや中身、写真、全部です。なんていうセンスとクオリティでしょうか。

ちなみにTシャツの裏のお花畑は家族全員がそれぞれ思うがままに描いたお花を集めてお花畑にしてくれています。そうしたアイデア含め一部の隙もなく全部が最高なんですが、Tシャツ、本当に可愛いです。女の子が着てももちろん可愛いんですが、これ、不思議と男の人にとても似合います。ワンマンのとき、いつものファンの皆様がこのTシャツ着てるとなんかちょっと男前に見えるという謎現象がありました。なんかこの深い良い具合の緑が男を際立たせるのかもしれません。

実はもう残り１０枚くらいなので気になる方はお早めに。TシャツとZINEとCDで￥３５００！ちょっとやりすぎってくらいお得です。Tシャツの生地もとってもいいやつなので原価割れギリだぜ。ゲットしてライブで着てFamilyになろう。

そして、サウンド面についてです。今回ドラム録音・ミックス・マスタリングを手掛けてくれた遠藤ナオキくん。私の新しい作家としての未来にチャンスを与えてくれて、一緒に楽曲制作をしてくれている大切な仲間です。

彼の自宅スタジオがそれはまあ素晴らしいスタジオで、弟でドラムの鉄はちょっぴり緊張しながらもほぼ１〜２テイクで全曲をキメ、「丁寧で端正でとてもいいドラム！」と遠藤くんに褒められてニコニコしていました。

そして遠藤くんのドラム録り音が本当にいい。生きてる。とっても元気です。そこに我々夫婦が宅録した音たち（この宅録環境も遠藤くんのアドバイスや手助けのもとに整えました）を合わせて、青空の下で公園でやってるみたいなピチピチしたサウンドに仕上げてくれました。個人的にこんなに生っぽい録音物を出すのは初めてで、こういうことがやってみたかったので、やりたかったことを何倍にもして形にしてくれた遠藤くんには本当に感謝しかありません。

メンバー全員による楽曲解説

妻と夫と弟。三者三様、それぞれの視点による楽曲解説です。性格が出ていて面白いです。

１　ガールズトーク

確か最初のスタジオで「なんかジャズっぽいのやってみたい！」と遊んでたらできた曲。女の子のおしゃべりって本当にグルーヴのみだよね、ということをそのまんま曲にしました。

＜はな＞つるうちはなにありそうでなかったタイプの楽曲。Aメロの2人の女の子の掛け合いのところを歌うのが楽しい。演技が上手じゃないから大根役者だけど楽しい。個人的にはBメロの転調部分が美味しくて好き。

＜チョップ＞妻は友達が多く、かつ料理がじょうずなので、来客がよくある。私も夫ということでご相伴にあずかるが、麦茶を飲むように酒をゴクゴク飲んでしまうため、早々に酔ってベッドに倒れるのが常だ。障子を隔てたむこうではガールズトークが繰り広げられている。賢い女性たちのリズミカルなトークを子守唄にして、私はいつしかリズムにあわせてイビキをかいている。

＜鉄＞脱力・軽やかにをイメージして叩きました！スネアのフープがメタルじゃなくてウッドのおかげかキンキンしすぎないリムショットが我ながら最高。

２　お花畑

タイトル曲でもあり、ある意味問題作。これもスタジオでチョップがベース弾いててそこにコード乗せて一気に作りました。

＜はな＞これを作品タイトルにしたのは一番自分が好きな曲だから＆ずっと前から「お花畑」というタイトルの曲を書きたくて、できたときにすごく嬉しかったから。カンの良い人は気付いたかもしれませんが、「脳内お花畑」への逆張りです。私なりのLOVE&PEACE。お花畑で何が悪いってことですね◎

＜チョップ＞頭がお花畑でいるには才能が要る。そしてそれに自覚的でいることには覚悟が要る。自分がお花畑でいることで愛と平和の権現としてつるうちはなは頭部から花をはやして生きていく。ところで花だと思った部分が葉であったり(ポインセチアなど)装飾花であったり(アジサイなど)する植物も存在するが、そういうのも彼女は頭にはやしていると思う。こまけえことは気にしないで、はなを愛していこう。

＜鉄＞レコーディング直前にフレーズが変わってよりどっしりとしたドラムになった曲。クラップスタックで遊びもちょっろっと入れてる。２サビ２回し目へのフィルインのスネアの音かっこよすぎ。

３　きもちいこと

大人のみんなのうたです。メンバー全員でシンガロングできてライブハウスにいる中年のみなさんが酔っ払ってご機嫌に一緒に歌ってくれたらいいなと思って作りました。

＜はな＞つるうちはなに求められてる（と思い込んでいた）ことを全部放棄して自分が今やりたいこと、きもちいいと思うこと、信じたいと思ってることを歌詞とメロにしました。センチメンタル節にもう飽き飽きしてんだね。40代からはめちゃくちゃスカッと気持ちいい人生の先にもっと気持ちいいこと、楽しいことがあるぜ、俺はやるぜって意思表明です。

＜チョップ＞きもちよくないことをしないのでなく、きもちいいことをするのだという強い気持ちで生きている。例えば掃除機をかけるときにパックマンの気持ちになってみる。そうするとハイスコアを出したくなり、部屋はキレイになり、妻には喜ばれる。この手口でわたしはきもちいいことをやっていく。

＜鉄＞ドラム鉄お手製クラップスタック(拍手の音のするシンバル)が火を噴くナンバー。サビのコーラスが元気よく何も考えず、歌ってて気持ちいい。

さあ、みんなの解説を聞いた上で、ぜひ以下のリンクツリーからお好みのサブスクや配信サイトで聴いてみてくださいね！！そんで感想とかもどんな形でもいいから聞かせてね。私ほっとくとすぐさみしくなるから！

我々の次のライブは、

8/9（水）ハグロックフェスティバル2023
8/20（日昼）真夏の花ポ
9/18(月祝）モナレコ企画

です。頭がパーンとなって元気になっておうちに帰れる、そんなライブをしていきます。よかったら会いにきてね。Tシャツ着てね。家族チェキも撮ろう。楽しい中年生活を謳歌しようぜ。

そして、今回の作品に欠かせなかったおとんとおかん、もうすぐ奈良に移住しちゃうんだけど、マジでさみしいけどマジでありがとうでいっぱいです。

家族が大好きって言えること、私にとって本当に幸せなことです。みんなみんな、ありがとうね。

そして皆さま、これからもつるうち家をよろしくね！！アイラブユ〜。