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  • #ベッドタウンが生き残る為にいま考えるべきこと

    人口減少・出生率の減少・団塊世代の健康寿命終了、大きなリスクが現在進行形で進んでいます。これらのリスクが招くさまざまなネガティブな未来は、なにも対策を講じなければ確実にやってきます。特に、ベッドタウンは自治体によって明暗が大きく分かれるでしょう。まずは現実を直視するところから始めなければいけません。立場を超えて、知恵と力をあわせましょう。

最近の記事

小川ひろみ氏(医師・鶴ヶ島市議会議員)の炎上事案: 小川ひろみ議員はどんな罪を犯し、どのような罰が適当か

私が暮らす埼玉県鶴ヶ島市の市議会議員である小川ひろみ議員(https://twitter.com/_ogawa_hiromi)が、Twitter(現 X)で炎上を起こして騒ぎになっているそうだ。小川ひろみ議員の辞職を求める声もあり、鶴ヶ島市の有権者として見過ごせない。 なにが起こったか炎上しているのは主に、小川ひろみ議員による8月23日22時56分のツイート。 「とても面白い方がいたのでご紹介します。」 須田睦子さんという方(https://twitter.com/suu

    • 団塊世代の健康寿命終了が2023年春の統一地方選挙に与える影響 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

      このシリーズでは、これからの日本がどんなリスクを抱えているか、ベッドタウンがどうやってサバイブしていけば良いのかを考えています。 前回の記事では地域コミュニティについて、とくに自治会について取り上げました。 これからしばらく、地方の政治について考えてみます。 今回は、選挙と世代についてです。 2023年 統一地方選挙の注目ポイントは世代交代今年は4年に1度の統一地方選挙の年です。 地方議員を選ぶ、大事な選挙です。 選挙まであと2ヶ月を切りました。 私が注目するポイント

      • 子ども会の消滅が招く未来 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

        このシリーズでは、これからの日本がどんなリスクを抱えているか、ベッドタウンがどうやってサバイブしていけば良いのかを考えています。 前回の記事では、地域コミュニティについて、とくに自治会について考えました。 今回の記事では、子ども会の現状と課題について考えてみます。 子ども会とはまず、子ども会とは何かを確認します。 子ども会の歴史 子ども会は江戸時代に源流を持ち、戦後に今の形になったようです。 子ども会の活動内容 夏祭りやクリスマスなど季節ごとの祭り 廃品回収や

        • 自治会の終焉? - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          このシリーズでは、これから日本がどんなリスクを抱えているか、ベッドタウンがどうやってサバイブしていけば良いのかを考えています。 前回の記事では、出生数の減少・人口減少・団塊世代の健康寿命終了という3つのリスクが、今後どんな問題を招くのかを確認しました。 今回の記事では地域コミュニティについて、とくに自治会について考えてみます。 自治会とはなにか自治会とはなんでしょうか。 自治会は地域によって町内会とも呼ばれます。地域住民が任意で加入する組織で、地域コミュニティの中心的

        小川ひろみ氏(医師・鶴ヶ島市議会議員)の炎上事案: 小川ひろみ議員はどんな罪を犯し、どのような罰が適当か

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        • #ベッドタウンが生き残る為にいま考えるべきこと
          8本

        記事

          日本が抱える3つのリスク要因 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          このシリーズでは、これから日本がどんなリスクを抱えているか、ベッドタウンがどうやってサバイブしていけば良いのかを考えています。 前回の記事では、人口減少がどんな危機を招くのかを確認しました。人手不足、利用者不足、後継者不足などで住民の生活はどんどん不便になります。公共料金もあがり、生きるのが困難になっていきます。これらは現在進行形の現実です。今はまだ多くの人にとって気がつかない程度ですが、あと数年もすれば誰の目にも明らかなほどに街の風景が変わります。 問題は山積みです。劇

          日本が抱える3つのリスク要因 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          人口減少が招く危機 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          このシリーズでは、人口減少が加速する日本がどんなリスクを抱えているか、とくにベッドタウンがこれからどうやってサバイブしていけば良いのかを考えています。 前回の記事では、人口減少の凄まじいスピードを確認しました。また、人口減少が招く危機として、経済の停滞と介護現場などでの人手不足をあげました。 今回の記事では、人口減少がもたらす危機をさらにみてみます。 まず、人手不足です。 人手不足は前回取り上げた介護職だけではありません。 たとえば警察官です。 どの街にも駅前や商店街

          人口減少が招く危機 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          超高速で進行する人口減少 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          このシリーズでは、人口減少が加速する日本がこれからどんなリスクを抱えているか、とくにベッドタウンがこれからどうやってサバイブしていけば良いのかを考えています。 前回の記事では、『ベッドタウン』の定義と、東京のベッドタウンである埼玉県鶴ヶ島市が直近9年間で1000人も人口を減らしている点について書きました。 今回は、これからどれくらいのスピードで人口が減少していくのかを確認するところから始めます。 国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口で、私が住んでいる埼玉県鶴ヶ島市

          超高速で進行する人口減少 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          ベッドタウンとはなにか。あるベッドタウンの現状。 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          出生率が激減し、人口のボリュームゾーンである団塊世代が健康寿命を終えるという「静かなる有事」が進行しています。 知恵を結集して、緊急に対策をとらなければなりません。 ただ、地域の特性によって有効な対策は異なります。東京に限っても、港区と小笠原諸島では、必要な対策はまったく異なるでしょう。 このシリーズでは『ベッドタウン』にフォーカスして考えていきます。 まず、ベッドタウンとは何かを確認しておきましょう。 ベッドタウンとは寝るために帰る地域のことです。 大都市の郊外に

          ベッドタウンとはなにか。あるベッドタウンの現状。 - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          はじめに - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと

          77万3千人 これは2022年一年間に生まれた子どもの数の推計値です。 前年2021年から4.8%の減少で、政府の予想よりも11年早い減少スピードです。 77万3千人、これがどれくらいの数か、ほかの世代と比較してみましょう。 私(鶴ヶ島たろう)が生まれた1975年(団塊ジュニア世代)の出生数は190,144人、団塊世代ピークの1949年生まれは269,664人です。 2022年の77万3千人は、団塊ジュニア世代の約4割、団塊世代の3割にも満たない数です。 人口減少と

          はじめに - #ベッドタウンが生き残るためにいま考えるべきこと