タイトル2

満たされてあふれる感覚って?

『まず自分から与えようとすることで 無理をしてしまっている人たちへ』で書いた満たされてあふれる感覚について、もう少し詳しく説明していくよ。

今回は「どうやってそこに至ればいいのか」ではなくて、

・その状態が具体的にどういう感覚なのか
・そこに至ったらどんなことが起こるのか

を中心に書いていくね。

お腹がいっぱいになる(⇔お腹ぺっこんぺっこん)

まず、あるレベルまで愛で満たされると、「お腹がいっぱいでもう何もいらない」という状態になる。
満腹で苦しいとまではいかないけど、もっともっとと求める気持ちがなくなって、自分の中に満ちたものを味わうことに集中したいという思いが出てくる。
結果、(愛やエネルギーが)入ってくることに興味を失って、自分の外側の世界がどうでもよくなる。

「生きてるだけで幸せ!」モードに突入

自分の外側の世界がどうでもよくなるといっても、完全に興味を失うわけじゃないよ。『周りの人にどう思われるか』とか『これをやったらこうなるかもしれない』とか、そういう雑念が消えて、内側の反応だけを感じてる状態になるの。

自分の内側の反応に集中すると世界がそれまでと違って見えてくる。
たとえば、髪の毛のもつれに心を奪われていつまでも眺めてしまったり、それまで気にも留めなかった花の姿が突然いとおしく感じられたりするようになる。
周りの反応に対する印象も変わって、相手が怒っていても「嫌いだ」と言って拗ねていても、ぜんぶが可愛くてその人に対して愛があふれてしまう。
もう、「生きてるだけで幸せ!」って感じになる。

はじめてそれを体験した時、「いままで曇った意識を通して見ていただけで、本当の世界はこんなにうつくしかったのか」と圧倒された。
今ある目の前の世界のうつくしさを感じること以上に大切なことなんて何もないと思った。

注ぎ込まれた愛が自分の中で増幅する

「生きてるだけで幸せ!」モードに突入したら、自分の中に満ちた愛が勝手に増幅してあふれ出してくる。
誰かに愛を表現したくなって、目の前にいる『自分を満たしてくれた人』に全力で注ぎ始める。
「しゅきしゅきだいしゅき! うにゃ~~~~~~~」
って感じで暴走する。
相手が猫だと「うざいにゃん」と猫パンチを食らうこともある。

満たしてくれた人に返すだけでは足りなくなる

あふれ出した愛のエネルギーはひとりの人間だけで受け止めきれる量ではない。それゆえ、自分を満たしてくれた相手に返すだけでは足りなくなってくる。
二人の間では収拾がつかなくなって、周りにまであふれ出してしまう。
そうなるともう受け取って欲しくてたまらないので、ただ、受け取ってもらえるだけで嬉しくてたまらなくなる。
お礼なんてどうでもよくて、受け取ってくれたこと自体に感謝の想いがあふれてくる。

これが、わたしの体験した『満たされてあふれる感覚』です。
自分が無理に与えようとしているのか、あふれたものを悦びで分け与えているのかを見極める際の参考にしていただければ幸いです。

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