見出し画像

水流苑神社のご利益って?(マイお賽銭箱の話)

水流苑神社では、首から「マイお賽銭箱」を下げて歩くパフォーマンスを行っております。

よく質問されるご利益についてですが、当神社は余白を祀る架空の神社なので、ご利益は「余白」になります。

という説明をすると99%の方が困惑されるので、ここでもう少し詳しい解説をしておこうと思います。

水流苑神社から発信されるものに意味はない

基本的には、水流苑神社から発信しているものに意味はありません。作品にストーリを付けることはあっても、深い意味や理由づけは行っていないのです。

あえて意味を作らないことで、水流苑神社という存在が、『受け取る側が自分で意味づけすることで、その人自身の世界観が引き出される場』になったり、『意味のあるものだけが価値ではないということを思い出してもらう場』になったりしていけばいいと思っています。

受け取るものは受け取る側が自由に決める

マイお賽銭箱も同じで、特にこれといった意味づけはしていません。
そういう意味でご利益を聞かれたら「余白」と答えています。これは、受け取り手によって無限の可能性があるという意味です。

一般的な神社の場合、お賽銭をする理由は『願い事を叶えたい』や『一年のお礼参り』などなど、人によって違って、それぞれ自分で思うものを受け取っていきます。

それと同じで、水流苑神社もお賽銭をする理由によって、受け取り手は自由に好きなものを受け取っていくことができます。

たとえば、『願いが叶う』と思ってお賽銭した人は願望成就を、『面白そう』という理由でお賽銭をした人は『面白いからという理由でお金を受け取るための入り口』を、それぞれ受け取ることになります。
また、愛があふれる感覚でお金を入れた人は、大きな愛の循環が生まれることにもなります。
これは水流苑神社だから、というわけではなく、そういう気持ちでお金を手放すこと自体に意味があるのです。
(この部分が理解できない人は直接お会いした時にでも質問して下さい)

過去にお賽銭をくれた人たちのお賽銭をした理由

今のところお賽銭の理由は、

『面白い!』
『入れてみたい!』
『意味不明だけどなんか楽しそう』
『(孫に小遣いをあげる感覚で)これ、入れてあげよ!』
『願いごとが叶いそう』
『何かしら受け取ったからそのお礼に』
『ありがたや~』

といったものが多いです。

他にも、『お賽銭箱をパンパンにして困らせたい』や『いくらくらいからビビるか試したい』などなど、面白い理由づけをお待ちしております。
(有名になったら、みんなから『水流苑神社に賽銭した理由』を集めて書籍化したい)


いつもサポートありがとうございます。 『この世界の余白』としての生をまっとうするための資金にさせていただきます。