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自然エネルギー 100% の電力会社に変えただけで、生活にいい変化があったという話

こんにちは、しがない会社員 つつみ けんいちろう です。先日、ふとしたことをキッカケに自宅の電力会社を自然エネルギー 100% のハチドリ電力に変えました。

「微力ながら脱炭素・カーボンニュートラルに貢献できれば・・・」という気持ちで変えたのですが、逆に驚くほど生活にいい変化がありました。本日はそれをお伝えしたいと思います!

なんで 100% 自然エネルギーの電力会社に変えたのか?

普通に生活をしていると電力会社を変えようとは、なかなか思わないですよね?あるとすれば引っ越しのタイミングや、携帯キャリアやインターネットのプロバイダを変更するときに、「セットにすると安いですよ!」と勧められた時くらいでしょうか?

たまたま電力会社の変更を検討するタイミングがあったとして、「よし変えるなら自然エネルギー 100% だ!」となることは想像しづらいですよね。

ではなぜ、つつみは自然エネルギー 100% の電力会社に変えたのか?そのキッカケはトーマス・フリードマンの「遅刻してくれて、ありがとう」という本を読んだことにあります。

仕事・プライベートで、たまたま遅刻されることが重なったときに、本屋でタイトルが気になり購入した本書。この本、タイトルからは想像がつかないのですが、世界におけるテクノロジーの進化や社会問題・環境問題のつながりを解説する重厚な 1 冊でした。(本当は遅刻する相手への対処法や、遅刻された場合のマインドセットを知りたかったのに、全く関係ない本でした。)

本の中で「環境問題を知るには気象話法」を学べばいいという一節があります。気象話法とは 4 つの質問に答えることで、環境問題を知ることができるというものです。

4 つ質問の 1 つに以下のものがあります。

「たった 2,3 年前には・・・だったけど、そのうちに何かが変わった・・・」

出展:遅刻してくれて、ありがとう 上(著:トーマス・フリードマン)

私は神奈川県茅ケ崎市の海の近くに住んでいるのですが、自分の環境に当てはめて考えてみると・・・

  • ここ数年で子供が外で遊べないくらい、強風の日が増えてないか?

  • 自分の幼少期に比べると、どんどん砂浜がえぐられてない?

  • 満潮だと海沿いの道路に波がかかってくるけど、前はこんなことなかったよな・・・

今まで立ち止まって考えてこなかったのですが、「えらいマズいんじゃないか?」と急に将来の地球が心配になりました。さんざんニュースなどで取り上げられている話ですが、今まで危機感を感じてこなかったのが恥ずかしい限り・・・

「とにかく何かできることをせねば!」と考えたときに、数年前にカンブリア宮殿で見たボーダレス・ジャパンという会社の自然エネルギー 100% の電力会社「ハチドリ電力」を思い出しました。(カンブリア宮殿を見ていた当時に、行動を起こせなかった自分が悔やまれます・・・)

新電力会社の電気代は高騰リスクがあるので、数日、切り替えを躊躇したのですが、「未来の地球への投資だ!」と考えて申し込みを決断しました。

毎日つかう電気だからこその意識改革

電気の切り替えは検針票の情報をもとに Web で申し込むだけ。使用中の電力会社への連絡も不要で、とても簡単です。

そして、電気が 100% 自然エネルギーに変わったことで、生活に驚くほどの変化が起きました。

電気をつけるたびに環境問題について考える

電気をつけるたびに「今、自然エネルギー 100% の電気だぞぉー!」となるのと同時に、「他にもできることがあるのでは?」と考えるようになりました。毎日つかう電気なので、環境問題について考えるリマインド効果は絶大です。

たとえば、今まで車で移動していたところを自転車にするなど、ささやかながら行動にも変化がでています。他にも、PC のディスプレイの照度を落とすだけで節電になるらしいですよ。

照度 20% でも個人的には支障なし。むしろ眼にやさしいのでオススメ。

環境問題のニュースにアンテナがたつ

日経新聞を読んでいて、環境問題の記事に自然と目がとまるようになりました。環境問題は幅広いので、すべてを知り・理解することは難しいですが、まずは関心を持つことが大事ですね。

脱炭素・カーボンニュートラルについて学ぶ

脱炭素・カーボンニュートラルについて、言葉は知っていたものの重要性やロードマップについて無知だったので、書籍で学んだりしました。

「カーボンニュートラル前編」を読むと、2050 年までにカーボンニュートラルを達成するには、様々な技術革新が必要ですが、経済合理的に実現が可能であると勇気づけられます。

つみたて NISA に申し込む

脱炭素・カーボンニュートラルと何の関係があるの?という感じですが、上記の本を読むと、自然電力の普及は脱炭素に向けた 1 要素でしかないことがわかります。送電効率や蓄電池、輸送分野ではガソリン車の EV 化など、幅広い分野で取り組まないとカーボンニュートラルは達成できません。

当然、投資も必要となるため、個人でできることの 1 つとして、関連企業への投資信託を購入するという手段があります。つみたて NISA の投資信託の中には「脱炭素テクノロジー株式ファンド(愛称:カーボンZERO)」などの商品があり、こちらの購入することで間接的な貢献ができるのです。

ちなみに「カーボンZERO」は残念ながらインターネット取引の対象外だったので、以下の 5 銘柄に投資することにしました。エコ・SDGs・ESG などのキーワードで銘柄を検索すると探すことができます。

「ハチドリのひどしずく」が世界を救うかも?

どれもこれも 1 人のささやかな行動なので、すぐに世の中が変わるわけではないかもしれません。ハチドリ電力の名前の由来となった「ハチドリのひとしずく」という物語をみると、小さな行動でもやってみようかな?と勇気をもらえるのでオススメです。

みなさんも自然エネルギー 100% の電気に変えてみませんか?ハチドリ電力以外にも調べると色々あるようなので、自分に合ったものを探してみましょう!!


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