家のうらに生えている竹で「火吹き竹」をつくってみる。
4期生の大賀です。
僕が借りている家の裏には、竹がたくさん生えています。
昨年はたくさんタケノコが採れましたが、今年はぜんぶイノシシに食われてしまいました。
竹はほうっておくとどんどん生えてくるので、ある程度は切って整備しています。
竹を切り捨てるだけでは面白くないので「なにかつくってみるか」と思い、切り出した竹で火吹き竹をつくりました。
(火吹き竹の文字はレーザーカッターで刻印しています)
つくりかた
①節で小切る
だいたい40cmくらい。
②乾燥させる
適当なカゴに詰めて、陰干しして乾燥させます。
③油抜きする
竹は熱すると油分が抜けて、汚れが落ちて光沢がでたり、耐久性が高まったりします。直火や熱湯で油抜きできます。
僕はカセットコンロの直火で油抜きしました。
しばらくあぶれば油が出てくるので、布で拭き取ればきれいな表面になります。
④穴を開ける
火吹き竹のかなめの部分。広げすぎに注意すること。
キリでかんたんに開きます。細いビットがあればインパクトやドリルドライバーでもOK。
⑤ヤスリがけ
息をふきこむ部分を紙ヤスリでけずって、ささくれなどを除去します。
・・・
はい完成。
ツヤが出た竹はとてもきれいでつるつるしています。
竹独特のいい香りがします。
日に焼けるとそのうち白っぽく退色していきます。
自然素材で洒落てます。
つかい方
こんな感じ。とくに説明不要。
焚き火なんかの火を起こすときに1本あれば、とても便利な道具です。
イベントで持っていくと「なつかしー」と言われたりします。昔はどこの家でもつかっていたんでしょうね。
つくるのは簡単だし竹はそこいらに無限にあるので、みなさんつくってみてはいかがでしょうか?
おしまい。
書いた人:大賀
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