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せめて少しでも読みやすい字に

「田」を〇と十で済ますようにくるくるつるつる文字を書く。
あまり褒められた文字ではない。
ファンレターについての記事によくスキをいただいているので、それに関連して文字の練習をしている話など書いてみる。

件の記事に登場する当時の推し殿は、達筆だった。
彼らのバンドを応援するようになってそれを知った私は、ファンレター用の便箋に転がる己の雑な文字を根本から叩き直すことにしたのである。

文字を綺麗に書けるようになりたいとか、シンプルに暮らしたいとかいうことは、かなり大きな意識改革がなければ腰が上がらないのではないだろうか。少なくとも私はそうだ。恥ずかしい、と思った。字の綺麗な人にファンレターを書くからには、美文字とは言えずとももう少し読みやすくありたい。

書き込み式のテキストとノートを買ってきて、テキストをお手本にノートに反復練習する。最初は12マスだったが、慣れてきたので15マスにした。ノートを横向きにして、1文字につき10回ずつ、1ページあたり15文字の練習をする。うまく書けたと感じるものには印をつけて、次回の参考にする。
美文字をテーマにした本を読み、文字はバランスのとれたデザインであることを意識しながらテキストにない文字も練習し始めた。インスタにお手本を載せている方をフォローし、書く文字を増やしていった。
毎日少しずつでも書くようにしながら、ノートはようやく17冊目である。

ファンレターを書くときは少し気持ちが逸ってしまうので、まだまだ道半ばではあるものの、ペンの持ち方や姿勢に気を付けながらなるべく丁寧に書く。

長い目で見れば少しずつは上達しているはずだ。そう思いながら今日も朝晩の文字練習をしている。


継続の工夫についてはこちら



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