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具体と抽象の行き来

目の前の事象のほとんどすべては「具体」です。日々具体の連続で、数が多いと稀に自分が何をやっているのかわからなくないことに気づいたりします。

具体の数は、人間から見ると無限です。自分が生活している範囲でも処理ができない数があるわけですから、地球全体というスケールに見るだけで無限に近い数になるでしょう。その量を人間一人で認識するのは不可能です。

そこで、「具体」を「抽象」にする必要が生まれます。具体をすべて処理することができないのであれば、抽象度を上げ、情報量を減らし、全体を把握できるようにする。そうすることで、目の前で起こっている「具体」の意味合いや認識が変わってきます。

一見課題のように見える目の前で起こった現象が、抽象化すると今は対処する必要がないものに認識が変化することがあります。これが抽象化の効能です。部分は全体の構造に影響を受けている。抽象化することでその構造が見え、目の前の現象の意味合いが変わっていく。現象は何も変わっていないのに。

具体と抽象を行ったり来たりする効能は沢山ありますが、苦手な方も多いと聞きます。Balusを使えば助けになるので、ぜひ一度使ってみてください。


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