映画

映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」

この映画は、マクドナルドを世界的に有名な飲食店へ成長させた、レイ・クロックという男が主人公。マクドナルドを創業したのは、マクドナルド兄弟という。この兄弟から、レイ・クロックはフランチャイズ権を獲得し、事業を拡大していった。

この物語は、1954年、レイ・クロックがシェイクミキサーのセールスマンとして米国中西部を旅してまわってるところから始まる。ある日、マクドナルド兄弟が8台のシェイクミキサーの注文がすることで、レイ・クロックはこの兄弟が経営しているマクドナルドというハンバーガー店に興味をもつ。このあと、レイ・クロックは、マクドナルド兄弟からフランチャイズ権を獲得し経営を拡大していく。しかし、レイ・クロックとマクドナルド兄弟の考え方は合わず、徐々に対立を深めていく。。。

この映画では、最後にレイ・クロックにより語られた言葉がレイ・クロック自身をしっかりと表している。それは「世の中に執念にまさるものはない。才能があっても成功できないものはゴロゴロしてる。天才も報われないのが世の常だ。学歴も賢さを伴うとは限らない。執念と覚悟があれば無敵だ」というものである。

レイ・クロックは、この考え方から、創業者であるマクドナルド兄弟の気持ちをまったく考慮しなかった。マクドナルド兄弟は何度も失望を繰り返すことになる。自身の成功への執念のために、覚悟を持って行動した結果、周りの人間を全くかえりみなかったのである。ただ、この執念と覚悟から、レイ・クロックはマクドナルドという巨大な帝国を手に入れることができた。

私も執念と覚悟はとても大事であると思う。自信の価値観から明確な目標を決めて、それに食らいつく執念、それに突き進んでいく覚悟をもつことで、自身の全力を一つに注ぎ込むことを継続することができる。そうすれば、目標とするものを達成できる可能性は大きく上がる。当たり前っちゃ当たり前だけど、なかなかできるものじゃない。

とにかく執念と覚悟は本当に大事と感じる。これがあれば、きっと人生を成功させることができる。ただ、これをするには、ちゃんとした目標がいる。質の低い目標では、全力を注ぐのがもったいないし、そもそも全力を注げない。しっかりと自身の価値観を考えて、どんな目標に執念と覚悟をもつか決めないといけないね。


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