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【岐阜は馬籠宿で日本をまるごと味わってきた話】

どうも!大阪出身、現在東京でラテンファミリーを切り盛りしています「つづき せな」です。

本日は、少し前に訪れた岐阜は馬籠宿について記そうと思います。

▶︎旅のきっかけ

スペイン人な夫は、何年か会社員として働いてきましたが、自分は観光がやりたい!と、突如スペイン語圏の方をターゲットに観光会社を立ち上げた。実際、彼が現地に足を運んだり、調査の結果よかったところを的確なレビューと共に、時折家族でその旅路をなぞっています。

今回は、岐阜は馬籠宿(中津川市)を中心にめぐることに。

実は2年ほど前、友人たちと訪れて最高に良かった場所だったので今回も古き良き日本らしさが残るこの町を旅したかった。私たちラテンファミリーの独断と偏見でおすすめコースをシェアしていきたいと思います。

▷メンバー

・夫
・私
・長女(5歳)
・次女(3歳)
移動手段:車
滞在期間:2泊3日

▶︎1日目(大雨)

その日はなんと全国的に記録的大雨という予報が出ていました。
道中は予報では曇り空だったので大丈夫だろうってことで朝8:00に東京を出発(安易)。

雨模様とのこともあり、室内で1日遊べるクアリゾートへ!
プール、スパ、温泉、室内遊具、食事、予約すれば宿泊もできるという最高な施設。漫画コーナーもあったり、マッサージコーナーもあり遊び方や過ごし方は無限。週末で、全ての施設で遊び放題プランで週末料金大人1700円。子供は900円。

安い。

大雨予報だし、プールは無理かなぁ?と思っていたら、まさかの半分屋外、半分室内というハイブリッドで、大雨の中流れるプールもめっちゃ楽しくて、寒くなったら室内の温水プールで雨を眺めながら水中ダンス。

子どもは大喜びだし、夫は長時間の運転をマッサージで癒せたし、私は露天風呂で一人タイムもらってお肌がトゥルットゥルになったし最&幸。

食事は、館内のレストランでぺろり。

私は豚の朴葉焼き(ほうばやき)というは飛騨高山地方に伝わる郷土料理(地元での呼称は朴葉味噌)をいただきました。

朴葉焼き


葉の上でグツグツと煮込まれてコクと甘みのある味噌でいただくお野菜もお肉も最高でした。葉についたお味噌は、すかさず夫が白米を乗せて美味しく綺麗に食していました。
*スペイン人は、皿に残ったタレ等をパンでディップしてピッカピカにして食材を余すことなく味わう素敵な人種。いつも私の皿のタレは夫に狙われています。

その後、もう一度娘を連れて露天風呂に向かい(またかい)、温泉を堪能。
娘たちは、思ったより温泉が好きなようで露天風呂に流れる小川で遊んだり、いつもより広いお風呂でご満悦。
彼女たちいつもがっつりラテン人ですが、しっかりこの子たちにもこの小川のように日本人の血が流れているんだと痛感しました。


▷宿泊先

クアリゾートからほど近い場所にある馬籠宿へ向かいます。
今回の旅のお宿は、「ねどこ」

観光地のど真ん中で泊まれる体験が既に最高。
スタッフのお姉さんも超気さくでめちゃくちゃ居心地良かったです。

外に出ればすぐに観光地なのに、ガヤガヤしていないし、日本の古き良き時代の情景を感じながら「暮らす」も体感できる場所。
たまにはオカン一人タイムをもらってここでワーケーションするのもありだな。ニヤニヤ


▶︎2日目

5:00 am:
まだ家族が眠っているのを良いことに毎日の日課、ウォーキングへ!
苔が好きすぎる私の苔熱をさらに加速させてくれるスポットが多すぎて…

何回も独り言で、「嗚呼…最…高(吐息)」と呟きました。
(ホラー)


坂を降ってみたり、展望台スポットで40回スクワットしてみたり。
(何してるん)


家族が起きた後は、また一緒に散歩!
楽しい。あゝ!

本日のお品書きはこちら。

・純喫茶でモーニング
・子ども陶器博物館でコースター作り体験
・わんぱく広場(丘の上の公園)
・萩乃屋で会席料理に舌鼓

▷珈琲 幸燈璃舎(ことりや)でモーニング!

子連れの私たちを気遣って、予約が直後にあるのにもかかわらずお座敷に通りてくださいました。
(優しさとコーヒーが五臓六腑に沁みます)

名古屋や岐阜ではモーニングが盛んで、
ドリンクを頼むと無料でモーニング(トーストやヨーグルト)が無料でついてくるらしい。(ここはheaven)
しこたま食べて大満足したのにお会計が破格で驚きました。(Go Go heaven)
お店の方も超優しくて温かくてお腹も心もほっこり。
(すごい勢いで食べたのでモーニングの写真1枚も撮ってない)


▷こども陶器博物館 Kids

こども陶器博物館で手作りコースター体験!(渋)
ミッフィーをモチーフにした明るいオーラの良すぎる施設で陶器のコースターにお絵かきして手作る体験をしてきました。

まさかの、最終的に両親が一番のめり込むという事態。
そんなもんですよね!

娘「パパ、上手じゃん!いい感じだよ!」と指導する娘。

「もう行こうよー!」という娘を押しのけて、
「ちょ、あともうちょっと!」とコースターにかじりついて絵を描く私たち。

できたよ!

次女は特に嬉しかったのか、どこに行くにもこのコースターを持っていってカフェに行くたび自分の飲み物の下に敷いていました。かわいい。


▷わんぱく冒険広場(丘の上の公園)

その後は、超炎天下の中丘の上の公園へ!
公園の中には、結構ないい感じの遊具が多数あって子どもが思いっきり遊び散らかせる仕様に!その週末は、大雨予報だったので長靴しか持っていってなかった私たち家族は裸足で遊ぶ。(芝生めっちゃ熱い)
ラテン系の家族がいきなり岐阜に裸足で登場。(怖い)

文字通りわんぱくに遊びます。
「週末にかけて記録的な大雨予報」って誰が言うたんや。

旅に出るとラテンファミリーは台風予報でもカンカン照りの晴れを引き寄せます。太陽を信仰しているので味方してくれるらしい。(知らんけど)

▷コーヒータイム@かっぺ

お宿の隣にあるお土産屋さん「かっぺ」で、オカン一人タイム。
眺めの良いテラスでコーヒー飲んで深呼吸。

近くの場所を散策。
島崎藤村のミュージアムがあったり、素敵なお土産屋さん、お蕎麦屋さん、もう情緒漂うところしかなかった。

▷萩乃屋

こちらにくるのは2回目ですが、馬籠宿で食事をするならぜひぜひぜひ訪れてほしい場所!

岐阜の美味しいを全てこの会席で堪能できます。
会席料理なのに夕食は3,300yenからという破格な料金設定。
完全個室で子連れにも嬉しすぎる
しかも、ビーガン、グルテンフリー、ベジタリアン対応もできるので財布にも人にも優しい。大好き。
(重要ポイント多すぎ。中間に出るぞー)

全てに愛がこもってて、お店の人も超気さくで、美味しいやら楽しいやら、感情が忙しいのに癒される魅惑の空間です。




お腹いっぱいで坂を登ってお宿へ。

娘達「疲れちゃった〜抱っこして〜」

娘からの拷問はいつもベストタイミングで私たちの疲労感を突き刺す。


私「見て〜星が綺麗よ〜織姫どこかな〜?」
話を全力で逸らします。(命懸け)

今日も美味しかったおやすみなさい。

▶︎三日目

▷文椿(ふみつばき)でモーニング

モーニングに味をしめた私たち。最終日ももちろんお外でモーニング。
自然豊かな場所にポンと聳(そび)え立つ純喫茶もこれまた素敵。
もちろん、コーヒーやジュースを頼めば一緒にモーニングが無料でついてくる。コーヒー500yen, ジュース400yenくらい。安い。

娘達は昨日作ったコースターを持参してモーニングを楽しんでいた。
(通みたいに楽しむやん)


▷妻籠宿

馬籠宿からもウォーキングを兼ねていける距離にある妻籠宿へ。

情緒あふれまくり。
所感ですが、馬籠宿より妻籠宿の方がお店の数などからも落ち着いた雰囲気があるので妻籠宿->馬籠宿の方がコースとしては良いなぁと感じました。


娘達がこんなに風情あふれるところでもラテンマインドで暴れちぎるのでインスタ映えするアイスでちょっと黙ってもらうことに。


(成功)

その後、夫がまた大きな公園を探し出してくれてしこたま遊んで帰りました。



私は周りを散策していると、映画『ネバーエンディングストーリー』のファルコンの鼻のような切り株に興奮していました。



ファルコン


夫は、ネバエンを見たことがないことが発覚し、ジェネレーションギャップを感じました。
そして、「この世にネバエン観たことない人がいる」という新発見をしました。(今度全力で見せよう)



ようやく帰路につきましたが、1つ誤算が。
コロナ禍がようやく落ち着いてきて初の3連休だったこともあり、ひっさびさにガチの渋滞を体験しました。
岐阜から東京までは4-5時間で帰れるはずが、7時間くらいかかって23時ごろの帰宅に。

クッタクタ。眠い。夫よ、いつも運転本当にありがとう!
私も早く免許取るからね!(戒め)


3連休を余すことなく全力で楽しんだラテンファミリーは、翌朝からも全力でそれぞれの日常へと帰って行きましたとさ。


おしまい。

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