こんにちは

毎日サッカーに行く電車が暇なので、今日はスペインで起こった出来事について。

ねぇ。今日の練習試合の相手はレアルマドリードらしいよ？

スペインにも日本と同じように、ゴールデンウィークのような休日があったり、

年末は公式戦が無かったり。

スペインでは冬休み、夏休み、チームの活動を行わないのが普通です。

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写真のように、ある程度の活動時間というのが定められていたり、、、

スペインはわかりませんが、

イタリアではこの活動時間を上回るとサッカー協会からのペナルティが与えられ、最悪の場合はチーム活動の中止もあるようです。

ちなみに僕のチームは冬休みはなく、

1月２日から新年のトレーニングがスタートしました。

スペインでは珍しいことです。

僕のいたチームは日本でいうゴールデンウィークのような連休も練習がいつも通りあって、

他のチームは休みなのに、僕たちは練習するんだ。と思いながら練習していました、

スペインは一年で公式戦が40試合近くあり、

練習試合が3か月に一回程度で、

連休や年末、代表ウィークなど、たまーに練習試合があるくらいです。

スペイン人の性格的に、

練習試合と公式戦では気合いの入り方が全く違います。

そんなある日。

「今週は練習試合だけど、相手はレアルマドリードだ。気持ち入れていけ。絶対勝つぞ」

と知らされました、、、

マドリードに住んでいた僕含め、チームメイトはレアルマドリードに対して
サポーターでもあり、相手として戦えば絶対に勝ってやるという気持ちが強くあります。

よって、練習試合ですがレアルと戦うということから、公式戦と同じようなモチベーションでした。

練習試合の当日になると

いつも通りチームメイトが会場入りし、準備を始めますが

対戦相手のレアルマドリードは全然来ません。

結局、レアルマドリードと戦うというのは

監督の

嘘

でした。


監督としては

練習試合だとしても、選手たちに緊張感と熱量を下げないで欲しいという思いから

嘘をついたのです。

僕たち選手たちは、練習試合でヘタフェなどのカンテラチームと戦うことがあったので、
本当にレアルと戦うんだ。と信じていました。

この嘘によって選手たちは公式戦がない週だとしても

コンディション、モチベーションを落とさず意識高く練習できたため、良かったです。

少し残念な気持ちもありましたが。

ですが！！！！！！

被害に遭ったのは選手達でなく、

選手の家族と選手の友人達です。

今週の練習試合はレアルマドリードだ！という情報を回しに回しまくり、

レアルマドリードと戦うという名のただの紅白戦に

わざわざ仕事を休んで来た保護者、

遠くから電車に乗って観戦しに来た選手の友達ら沢山の人々が

レアルマドリード戦を観戦しにサッカーコートを囲みました。

観客らはレアルマドリードではなく、

ただの紅白戦だと知った時

文句をいいながらすぐに帰りました。

なんか申し訳なくなりました。

ちょっと駅に着いたので途中ですが終わります。

んじゃ👋