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マイブーム読書

時折、嵐のように巻き起こる読書ブーム。成瀬が引き金になったな。只今、絶賛三冊同時進行中。読むとなったら、1日一冊じゃ、なんか勿体なくて。つっても、そんな難しいやつはもう勘弁。まあ、たまに純文も読みますけど。今回はこの三冊。
「同志少女よ、敵を撃て」
ソ連少女を主人公にしたの作者の卓見ですね。日本人主人公にすると、物語評価以前に"戦争反対イデオロギー"で評価されちまいますからね。
「わたし、定時で帰ります」意外と骨太。ドラマ見てたんで、ちょっと読んでみようかぐらいの気持ちだったんですが。インパール作戦との対比に納得。仕事のできない社員さんが、みんなが帰ってからでないと仕事ができないと泣くの、なんかリアル。
「ビブリア古書堂の事件手帖〜扉子と不思議な客人たち〜」
前シリーズからファン。新シリーズで栞子さん、もう結婚してて子供までいて、なんかショックでずっと積読でした。傷も癒えて、ようやく読めました。相変わらずの鋭い推理。それは素晴らしいのですが、ああ結婚しちゃったか、との喪失感がどうしても抜けませぬ。
成瀬シリーズまだまだ続きそうだが、どうか暫く結婚はしないでくれ。頼む。あ、200歳まで生きるから大丈夫か。恋愛は人生の後半戦とか言ってたしな。いやしかし、成瀬の恋愛もなんだか読んでみたい気はするな。小説新潮の五月号に新作が載るとか載らないとか。載ってたら立ち読みしよう。

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