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「おいしい、小豆島 展」@tonariに出店します

こんばんは。TUG BOOKSの田山です。
9/11(土)~9/26(日)まで名古屋のギャラリー「tonari」さんにて行なわれるイベントに出店することが決まりました!
今回はそのイベントを行うきっかけとなった名古屋とのつながりについてのお話、そしてイベントの告知です。


名古屋との縁

小豆島に移住する前、2015~2019年の4年間、名古屋に住んでいました。
仕事の転勤で移り住むことになった名古屋。
縁もゆかりも全くない場所でしたが、そこでの日々は刺激にあふれたものでした。

特に楽しかったのは、プライベートで名古屋界隈の様々な個人書店さんと一緒に行なったイベントの数々。
「BOOKMARK NAGOYA」(※1)で実行委員会の一員としてイベント運営のお手伝いをさせてもらい、2017年に同イベントが終了したのちは
「こんな素敵なイベントが名古屋からなくなるのは悲しすぎるので、古本市だけでもまたやりましょう!」
と自ら発起人となって「円頓寺本のさんぽみち」を主催しました。(※2)
(円頓寺本のさんぽみちが生まれた経緯について、詳しくはコチラの記事をどうぞ→「名駅経済新聞2018/10/15」)

古本市プロ出店者

イベントに参加することで、名古屋で面白い活動をしているお店の人と知り合う事が出来ましたし、そうした交流から”個人でお店をやる事の面白さ”を垣間見ることができたと思います。
自分が今小豆島という地で本屋さんをやろうとしているのは、名古屋での出会いも影響しているんだろうな…。

今回イベントを行なって下さるギャラリー「tonari」の外畑さんもその1人。

そんな外畑さんからイベントの企画を頂き、協力させてもらったのが今回のイベント「おいしい、小豆島 展」です。


「おいしい、小豆島 展」

小豆島に移住してからも、年に何回かは名古屋に遊びに行き、都合がつくタイミングで外畑さんにお会いしていました。
そんな時は小豆島の美味しいものをおすそ分けしながら、小豆島暮らしがいかに楽しいのかを力説したり。
あるいは、自分のSNSで小豆島の美しい景色を投稿しまくったり。

池田港 夕暮れ

そうした地道な小豆島普及活動(洗脳とも言います笑)を繰り返す内、小豆島に興味を持っていただいた外畑さんから「小豆島をテーマとしたイベント展示しましょうか」とお声がけを頂き、今回のイベントが開催されることになりました。


旅に出ることができるのなら、ふらりと小豆島に行きたい。
瀬戸内海に浮かぶ、2番目に大きな島、小豆島。 そのかたちは、横を向いた牛にどこか似ている。
古くから醤油やそうめん、ごま油、オリーブなどの産地としても知られています。
この自然豊かな、小豆島の「島の恵み」を生かしながら、おいしいものをつくり続ける人たちがいました。
期間限定の、小豆島特集です。おいしいものだけでなく、shopでセレクトされたもの、なども並びます。
遠くに行けない、今、ほんの少し旅気分を。

(tonari HP「おいしい、小豆島 展」 より)


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今回のイベントで集まる美味しいもの・雑貨などは、どれも僕の小豆島の知り合いによるものであり、自信をもってオススメできるものばかりです。

今回のイベントをきっかけに小豆島の美味しいものを知って頂きたい。
そして、いつか小豆島を訪れたら実際に現地でも味わってほしい。
そんな思いで紹介させてもらいました。

名古屋のお近くにお住まいの方は、是非この機会に「おいしい、小豆島 展」を訪れて頂けると嬉しいです。
出店者やイベント内容の詳細に関しては「tonari」さんのHPをご確認ください。


TUG BOOKS 「読書で味わう旅行フェア」

このイベントにTUG BOOKSも出店させて頂くことになりました!

名古屋の人に「小豆島への旅行気分」を味わってもらうため企画された今回のイベント。
そんなわけで、僕の選書テーマも「旅」とすることにしました。

タイトルは「読書で味わう旅行フェア」
そのままズバリですが(笑)、読書を通じて旅行気分を味わってもらえるフェアを目指しました。

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旅にまつわる6つのキーワードをもとに本を選書しています。

「旅行」
旅行エッセイやノンフィクションなど、「THE旅行気分」を味わえる本を集めてみました。
世界の現実をビリビリと肌に感じるノンフィクションもあれば、ゆるゆるエッセイまで置いています。

「乗り物」
旅行に欠かせないものと言えば飛行機や船などの乗り物。乗り込めば否が応でも旅行気分が高まる旅の舞台装置として(そして実際に移動する手段として)欠かせないものだと思います。
このキーワードでは乗り物による旅の本を集めてみました。


「島旅・香川旅」
穏やかな瀬戸内の海と、のどかな空、緑の山々。小豆島にまつわる本や香川、瀬戸内海の風景を味わえる本をまとめました。
文章や写真、イラストを通してあたたかな人間関係やのんびりとした景色を楽しんで下さい。


「冒険」
現代になるまで、旅行には危険を伴う冒険の要素が多分に含まれていました。ここではそんな冒険にまつわる本を集めています。
…とは言え、本物の冒険譚は置いていません。それよりも、日常の延長線上で味わえる冒険についての本を集めてみました。
見知らぬ路地に入り込んでみる。
いつもより遠くまで歩いてみる。
家の近所を散歩中でも、見方を変えれば冒険の舞台になる…
と僕は思っています。今の状況下でも楽しめる冒険を味わってみてください。


「時空を超えた旅」
読書による旅行の良さは、時代も飛び越えることができること。
はるか昔のローマや江戸時代の日本など、遠い過去を旅するお供となる本を集めてみました。


「不思議な旅」
最後に紹介するのは旅が主軸の物語。とはいえ、ただの旅ではありません。不思議な世界、奇妙な登場人物が主人公を誘う物語を用意しました。
不思議で、暖かく、でもどこか切ない。そんな雰囲気を味わえる本が多いです。
読み終わり、物語という旅から帰ってきた時に、あなたの心に残るものは何でしょうか…。

読書で味わう旅行フェア本


「おいしい、小豆島 展」にお越し頂いた際は是非「読書で味わう旅行フェア」の読書旅行も楽しんでもらえると嬉しいです。

皆さまのお越しをお待ちしています!



※1:「BOOKMARK NAGOYA」は「ON READING」の黒田さんや「Tite」の辻山さん(当時は名古屋のリブロにいらっしゃいました)、「シマウマ書房」の鈴木さん、フリーマガジン「SCHOP(スコップ)」の上原さんやcesta(ツェスタ)さんなどを実行委員として2008~2017年の10年間行なわれたブックイベント。

「本好きの一般の方々が、読み終わった本を持ち寄って販売するフリーマーケット形式の「ブクマ古本市」や、作家や編集者、デザイナーなど本に関係するお仕事をされている方をお招きしてのトークショー、さらに、参加店の皆さんにおすすめの本を選んでいただいてブックガイドを制作するなど、さまざまな企画を行いました。」

HIROBA!2017年9月20日の記事より)

ひとつの場所だけでなく、図書館、書店、 商店街など、名古屋のいろんな場所で同時多発的に行われた、巡って楽しいイベントでした。


※2:コロナの状況を見極めつつにはなりますが、今年も開催予定です。実行委員メンバーとして遠隔で準備中。

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