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絵画からイメージ作曲2022.3.5(173)

「カテリーナ」シェフチェンコ 1840年

カテリーナは作家自ら書いた詩集のタイトル。
恋人に裏切られた女性の名前。
なんとなく、儚げな名前ですね。
名前によって人生は影響されるのかな?

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淡く儚いホ短調になりました。

1842年、シェフチェンコは『カテリーナ』という詩を著します。それは悲しい恋の物語ですが、そこには、当時ロシアの領土だったウクライナが、ロシアによって農奴制の施行を強いられた歴史が投影されています。カテリーナは、”マスコヴァイト”、あるいは”モスカル”(どちらもロシア兵士やロシア人に対する蔑称)の恋人に裏切られた若い女性。この絵は、ウクライナの象徴であるカテリーナが、ロシア帝国を象徴するロシア人の恋人に別れを告げる場面をうたった詩の一節を題材としています。
デイリーアートより

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