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絵画からイメージ作曲2022.1.3(112)

「冬の風景、夜の雰囲気」チャーバーグ 1880年

北欧の厳しい冬の雰囲気が出ている作品です。
オレンジがかった空や湖の切なさが哀しくさせます。

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空の遠くで轟轟と何かが蠢いている感じのハ短調になりました。

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パリで学んだフィンランド人画家の先駆けでもあったチャーバーグの画風には、デュッセルドルフ派の流儀が色濃く見られますが、一方でその色遣いと素早い筆さばきには、田園地帯のドラマチックな情景への愛着が率直に表れています。今日の作品はその好例。雷雨の気配をはらんだ開けた土地の張りつめた雰囲気や、森の奥深くの沼地の描写に代表される彼女の絵のクオリティの高さは、同時代の画家のそれとは明らかに一線を画しています。
デイリーアートより

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