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【つながる旅行記#176】続く横浜観光 ~野毛山動物園のレアな鳥~

前回は氷川丸の歴史を知って過去に思いを馳せた。


そんなに長居するつもりではなかった横浜だが、試験工作船郵船歴史博物館氷川丸にと1日であれこれ回ったのも理由がある。

実はそこそこ試験の手応えが良くてテンションがあがっていたのだ。

もし試験がボロボロだったら速攻で横浜を離れていたことだろう。


そんなわけで、一泊明けの今日も横浜観光を続行だ。

朝ごはん

さて、朝ごはんも食べて、今向かっているのは動物園である。

思えば今回の試験が良い感じだったのも、池田動物園のお守りのおかげかもしれない。

そんな感じで横浜の動物園も見たくなったのだ。

というわけで、坂を登って野毛山動物園に到着。

入園料は……無料!!


いや、別に無料を狙いにいってるわけではないのだが、池田動物園も無料だったのでなんだか悪い気がしてきた。

水族館よりは維持費がかからないにしても、動物園も餌代は凄いことになっているだろうに、どういう仕組みなのだろう。

……いや、市営だし横浜市民のおかげか。

ありがたく使わせてもらおう。

消毒

無料ながらもライオンやキリン、トラなど、子供が喜びそうな定番動物が見れるなかなかのラインナップ。


ブロンズトキ
ショウジョウトキ
ホオアカトキ

そしてトキのラインナップが凄い。

日本のトキが絶滅したことは知っていたが、トキってこんなに色々種類があったのか。


あっ。


受験の神が居た。

もしかしてレッサーパンダって意外とどこにでもいるのだろうか。

……と思って調べると、普通に絶滅危惧種だったりする。
野生の個体は毛皮目的の狩猟や農地の開拓などで減少しているのだ。

守らねば。


チンパンジー
コウタロウ


おや、この展示は……


どうやらアムールトラのメイメイは20歳で亡くなっていたようだ。
平均寿命が15歳ということなので、大往生である。


そういえばイエネコの寿命はどれくらいなのだろう?

ネット検索すると12~18年と出た。
外に出していると交通事故などによって平均値が下がってしまうが、室内飼いだと平均寿命は16歳くらいだという。

体の大きさが違っても、平均寿命はそんなに変わらないのか。


たぬき
ライオン
人間だいすき
のんびり

さて突然だが、みなさんは飛べない鳥というと何を思い浮かべるだろうか。

ダチョウとかペンギンとか、動物に詳しい人はキーウィなんてのも挙げるかもしれない。


この野毛山動物園には、そんな飛べない鳥の中でレアなものが存在する。

なにせ展示されているのは日本国内ではここだけ!!


それが、これである……!!


鳩かな?

そう思う気持ちはわからんでもない。

しかしちょっと違う角度から見ると……

まあ、鳩ではない。


シンプルな造形ながらもなんだかキリッとした鳥

この鳥の名前はカグー


なんかちょっとアオサギっぽくて好きかもしれない。

実際カグーの別名はカンムリサギモドキだったりするらしいので、自分の感覚は正しかったようだ。

しかも現地では「森の幽霊」なんて呼ばれているようで、日本では「青白く光る妖怪」扱いのアオサギとちょっと似ている立ち位置である。

カグーもまた絶滅危惧種なのだが、森林の破壊や人間の連れてきたイヌ・ネコ・ブタによって数を減らしている。(……ブタ?)

横浜市100周年の際にニューカレドニアからカグー2羽が贈られたことで関係が始まったらしい。

まあもちろん無知な自分がニューカレドニアの位置など知るわけがない。

ちなみにここである↓

オーストラリアの東にあるようだ

こうしてまた新たな知識を得てしまった。

「無料の動物園?珍しいものなんて居ないでしょw」なんて考えは間違っているのだ。

こうやってレア物が存在することもあるのである。


カグー……日本ではここでしか見れない鳥。

これは良い経験をしたな……!!


(この記事書くまで忘れてたけど)


次回へ続く……!!


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