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【つながる旅行記#266】『怪しい少年少女博物館』に潜入……!!【昭和】

前回はノウサギとの出会いやソフトクリームなんかも楽しめたりと、なんだかとても良い感じだった。

……では今回はそんな雰囲気とは180度世界観を変更して、この『怪しい少年少女博物館』に突入したいと思う。

入口の見た目が既にヤバいが、一体中はどんなことに……?

怪しい男
バチャバチャうるさい池
水の出どころは……?
とんでもない出どころだったわ

いきなり二宮金次郎がぶちかましてくれたが、さっそく入っていこう。

(なんだか既に博物館の方向性は掴めた気がする)


山田五郎
魔裟斗 中田敦彦 安田大サーカス
やくみつる

……なんかもう入口には有名人のサインだらけ

そりゃそうか、こんなところテレビが来ないわけがないのだ。

自分は廃墟巡りのようなホラー感を想像していたが、あくまでもここは営業中のテーマパークなのだった。

そして館内はなかなかのカオスな状態。

しかしやはりホラーというよりは、自分よりちょっと上の年代がノスタルジックを感じるアイテムを集めた場所という趣だろうか。

アイビールック……?

アイビールック』や『みゆき族』という本気で知らない単語の解説があった。

ボタンダウンにコットンパンツという爽やか感すらあるこの服装だが、オリンピック景気に湧く1964年当時は不良の服装だったらしい。(謎)

やはりファッションの世界は理解できないな……。

(これからも変わらず登山ルックで街を歩こう)

そしてなぜか唐突にファミコンが置いてあり、マリオが遊べた。

机には「フリーズしたらリセットボタン」という記載があるが、思えば今の子供達は本体に軽い衝撃を与えただけでフリーズするという意味がわからないのかもしれない。(ゲーム機のリセットボタンも意味不明なのかも?)

……良い時代になったものである。

大魔神
タコヤキ小僧と綾波
動物たち

さて、ここで今一度博物館の名前を思い出してほしいのだが、

ここは『怪しい少年少女博物館』である。


その……

一体いつの”少年少女”なんだろうか?


もしかして50年くらい前に少年少女だった人向け……?

寅さん
マリリン・モンロー
※立ってる人はマネキン

とはいえ、なんだか奥の方に入っていくとちょっとだけホラーな感じが出てきた。

良いぞ……!!

そして『怪しい夜の学校』を発見。

平たくいうとお化け屋敷である。

自分は一人ぼっちなのにこんな場所に入れるのか……?

ええい、ままよ!!(死語)

出口

いやはや……

意外と大丈夫だった。


中身もなかなかカオスな手作り感満載のお化け屋敷で、文化祭っぽさも感じる良いアトラクションだった。(文化祭のお化け屋敷入ったことないけど)


しかし自分は本当に暗闇に強くなったもんだなと思う。

昔は廊下の電気をつけないと怖くてトイレにも行けなかったというのに、人間こうも変わるものなのか。

そしてなんかもう、ここに来るまでの坂道の歩き通しで正直疲れていたので、気づけばお化け屋敷の中にあるベンチでちょっとだけ休憩している自分がいた。(疲労>>>怖さ)


……いやしかし、良い感じの場所に置いてあったから座って大丈夫なやつだと思っていたが、考えてみればお化け屋敷の途中で休憩用ベンチなんて置くのだろうか……?


(す、座っちゃ駄目だったならごめんなさい館長さん……!)


(そしてこんな少女は見た記憶がない)

そんなわけで、『怪しい少年少女博物館』でした。

看板に偽りありな気がしないでもないが、なにせここは私設博物館
自分の思うがままに世界観を構築できるのが私設の良いところなのだ。


自分もいつか、こんな風に自分独自の世界観の施設を……作りたいかはともかく、世の中にはこういう場所もあるんだなと勉強になったのだった。

どうも姉妹館が他にもあるようなので、そのうちカオスを感じたくなったら行ってみよう。


そんなわけで、博物館を後にして大室山へ向けて歩いていく。

昨日行ったのになんでまた向かっているのかは謎だが、感動した場所には何度でも行くものだ。(にしても次の日はどうなんだと思わなくもないが)

オシャレな店がいっぱいだが、本当に坂坂坂だ……。

これは自分の出身地の田舎以上に車が必須な土地だと断言できる。

するとふいに大室山の良い感じの山肌が視界に入った。
やはり近づくとなお素晴らしい。

そんなわけで、昨日は見れなかった大室山の周りの状況を探りにいくとしよう。


次回へ続く……!


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