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【一日一握】握力が強いと健康になれるとかなんとか

『握力が強い人は健康寿命が長い』という説がある。

まあ物事を素直に受け取れない自分としては、「握力を維持できるような豊かな生活をしている人は、そりゃ健康で長寿でしょうよ」という感想を抱いてしまうわけだが、まあとにかく握力は大事らしいのだ。

少なくとも、健康かどうかを知る指標として握力が使えることは確かだ。

(重病人が握力100kgある姿とか想像できないし)


そして実は、かつて自分も握力を鍛えていたことがあるのだ。

立ち仕事で暇だったときに、他の人に隠れて手をニギニギしてただけなんだけども。

でもちゃんと効果はあったようで、会社の健康診断で握力を測った際の数値は年々上昇していき、なんだかとても誇らしかった。

そうしてなんだか健康診断が楽しみになり、年1回の大会を目指して努力するかのごとく、日々ニギニギしていたのを覚えている。


だがそんな握力を最近は鍛えていない。

前半で握力が強いと健康なんて話をしたが、健康に生きていたい気持ちは自分にもあるのだ。

というわけで、ニギニギしてるだけではなく、もっと効率のいい鍛え方が存在しないかをYouTubeで検索した。

すると握力1本で動画投稿している人は意外に多く、興味深い世界が広がっていた。

しかもそこで紹介されていた鍛え方は自分の予想とは全然違ったのだ。


(あとニギニギは速攻で非効率だと否定されていて、なんか悲しかった…)



プロによると、まず握力を鍛える際には慣らし作業が必要らしい。

自分は以前テンションが上がった際に50kgのグリッパーを購入し、「これ以下のグリッパーなんてもういらないぜ!!」と勝ち誇っていたわけだが、どうやらそうではないようなのだ。

なんとプロは15kgの軽々閉じれるグリッパーボールで徐々に指や手の筋肉を解きほぐしていき、そこから重いグリッパーへと段階的に変更しつつ鍛えていたのである。

筋トレにおいては低い負荷なんて無意味だと誰かが言ってた気がするので、これは衝撃的なやり方だった。


だがこのプロは握力100kgらしいので、どこぞの誰かが言ってた筋トレ論よりもこの人の言っていることが正しいのだろう。(握力においては)

確かに手を痛めにくそうなやり方ではある。


……しかしそうなると途端にめんどくささが湧き上がる自分もいるのだ。

なにせ弱めのグリッパーからCoCのようなアホみたいに硬いグリッパーまで、あれやこれや揃えなきゃいけない時点でもう無理なのだ。

(高いし)

そしてそれを一つ一つ使って手を慣らし、長い時間をかけて鍛えていくなんてもう、面倒臭がりの自分には不可能にもほどがある。

そもそも今まさに眼前にある50kgグリッパーですら、なんだか面倒で帰ってきてからまだ1回も握っていないのだから。

握れや

そしてここまで書いておいてあれだが、握力の向上にはトレーニング以外の別の要因もあるらしい。

それは『体重』である。


なんと体重が重い人は、握力が強いのだ


思えば自分の健康診断結果は、握力の向上とともに体重も増えまくっていた気がする。

これはつまり……

太ったから握力が上がったってことですか?


いやもちろん日々のニギニギの効果もあったと信じたいが、体重増加による影響も加わっての急激な伸びだった可能性が非常に高い。

おいおい……

まさか何年も経ってからこんな事実に直面するとは思わなかったよ……。



そんなわけで、握力強化をしたい人はプロの動画を見て最短距離を駆け抜けるのがオススメだ。

自分は無理だったが、やる気がある人ならきっといける。


そしてこの記事がリンゴを握り潰せる人が誕生するきっかけになったら良いなと思いつつ、自分はピザポテトを食べようと思う。

やりたい放題の金曜の夜、最高だな……!!(不健康)


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