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職場遍歴 埼玉→沖縄にタバコ農家!?#2

観覧ありがとうございます。
お久しぶりです。ニートですがサボってましたw

続きです。

履歴書を送り数日して電話が来ます。

「採用したいんだけどいつから来れますか?」

「ありがとうございます!飛行機のチケットが取れ次第行けます!」

「そしたら、チケットが取れて到着日がわかったらまた電話ください。準備もあると思うので1週間後とかでも大丈夫ですよ。」

「わかりました。今から取るので今日中に折り返します!」

すぐにでも沖縄に行きたかった僕はそう答え、その日に沖縄行きのチケットをネットで購入。
記憶が正しければ5000円と荷物料で2000円合わせて7000円ほどの格安便だったと思います。オフシーズンということもあり値段も安く、比較的席も空いてました。
1番早い日程が3日後だったので何も考えずその日に決定。すぐに電話します。

「チケット取れました。3日後に行けます!」

「おいおい、随分早いなwそうしたら3日後に待ってますね。」

電話で聞くところによると、必要なものは着替えと多少のお金くらいらしい。なんなら着替えも毎年人が入れ替わるので皆んな帰る時に作業着なんかも置いて行くから下着だけあればいいよと言われました。家具家電も基本的なものは宿に全部揃ってるみたいです。

すぐにパッキングをしているところに母親。
「あんた、どっか行くの?」

「沖縄に住み込みで仕事行くことにした。」

「はぁ?あんたバカじゃないの?ほんとにもう!うんたらかんたら」

けど僕の母親も慣れっこです。破天荒な僕は高校生の時に何も言わずにヒッチハイクで大阪に1週間行ったりしてたので、あんたまた?って感じで最後は応援してくれました。
(ヒッチハイクの事もまた別で書きます)

友人にも沖縄のことを話すと空港まで車で送ってくれることに。なんていい友達なんだ。

話は飛んで3日後。僕は友人に送迎されて空港に到着。飛行機は何度も乗ったことがありましたが、1人で飛行機に乗ったのはこれが初めてでした。なんだか緊張しましたねw

フライト時間になり、友人とはそこでお別れ。
僕は沖縄に飛び立ちます。
2.3時間のフライトを終えて那覇空港に到着。
幼少期ぶりの沖縄の感想はあっつい!!でしたね。ちなみに沖縄に向かったのが1月。僕が住んでた埼玉はまだ結構寒かったので厚着して行ったんですが沖縄は暑すぎてすぐに半ズボンに着替えましたw(25度くらいあったかな?)

僕が働きに行った伊江島は本島からフェリーで向かわなくては行けず、本部港というところからフェリーが出てます。空港から本部港まで高速バス1本で行けるので乗り込みます。
1時間ほどバスに揺られて本部港に到着。

次の便まで時間があったので待合所で暇を潰します。向こうに着いたらお出迎えしてくれるらしいのでどんな人たちなのかなぁとドキドキしてました。

そして、時間になりフェリーに乗りこみます。

フェリー

初めは中の席に座ってましたがどうせならと展望デッキに向かい潮風に当たります。僕の沖縄生活が始まるんだ。そんな気持ちで凄く気持ちが良かったです。

そして40分ほどで伊江島に到着。

この間わずか4日です。今思えばなんで行動力でしょうw

到着して、仕事先に電話をするとトラックで迎えに行くとのこと。軽トラックでご主人さんがお出迎え。

「付き人君ですか?」

「はい。そうです。よろしくお願いします!」

「そしたら荷物荷台に積んで助手席乗って」

荷物を荷台に積み込み助手席に乗る僕。
聞くところによるとタバコ農家は夫婦2人で経営しており、後は手伝いのパートさんが2人いるみたい。あとは毎年入れ替わりで内地(沖縄県外の人)を雇っているようでした。

もう何年も前のことなので会話内容などは覚えていませんが、ご主人さん(以後Mさんと呼びます。)はすごいぶっきらぼう?な感じですごい話しかけにくかったですw
けど、仲良くなってからは本当になんでも話せるいい人でした。

緊張して無言の空気のまま寮に到着。

寮は昔、商店をやっていたお店をお家に改装しているみたいで、玄関がものすごく広い。
6畳ほどの土足エリアにキッチン、ダイニングテーブルがありました。靴を脱いで一段上がったエリアにベッドがあり、トイレとお風呂に繋がる扉がついてます。

このスタイルの家は初めてだったので新鮮でした。ただ、テーブルは土足エリアにしか無いので靴の脱ぎ履きだけ少し面倒でしたがサンダルを持ってきていたので大丈夫。

寮の説明を受け終えたら、どうやら僕の歓迎会を開いてくれるみたいです。それまではゆっくりしていてくれとのこと。時間になったら迎えにきてくれるとのことで、Mさんと別れたあと持ってきた荷物を整理します。
着替えくらいしか持ってきてなかったので整理するまでもなかったですがねw

時間になると、軽トラでお迎え。
どうやら行きつけの居酒屋で歓迎会をしてくれるみたい。従業員4人が来てくれてお祝いしてくれました。Mさんに酒は飲めるのか?と聞かれて飲めます!と言うと沖縄の人はみんな酒好きだから付き合えよ。と言われて結構飲みましたねw

あとは沖縄の人は上下関係にめちゃくちゃ厳しいなってその時思いました。お酒はボトルの島酒があり、水と氷をもらってセルフスタイル。
こう言うのは下っ端が注ぐもんだよと言われて、令和には似つかないスタイル。
歓迎会でしたが僕はひたすらお酒を作ってましたねw
ただ、居心地はすごくよくてみんな暖かい。
これは今でも思いますが、都会は人が冷たい。今でもたまーに思い出したりして、またあの頃に戻りたいなって、また働きたいなって思うことが時々あります。

そうして僕の沖縄生活が半年ほど始まるのでした。
記憶も曖昧になっちゃってるのであまり多くは書けませんが、沖縄編でもかなーり濃い時間を過ごしたので小出しにして書いていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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