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日記134:「IKEAに行けや」

(※行ったのはニトリです)

そんなわけで、今日はニトリに行ってきた。
特にニトリでなくてもよいのでは?という買い物を済ませてきた。そこはどうでもいいので割愛。

近所にニトリが完成したのは割合最近の話だと思っていたのだが、しかしながらそれは私の認識の問題だったようで、どうやら…去年枕と布団をせっせと探しに行ったときに初めて入店し、お世話になった。それからは特にこれといった用事もなかったので行かなかった。
今日、久方ぶりに入店して、せっかく調子がそれほど悪くはなかったので(よくもなかった)、母とあれこれ見て回った。こんなもんが売ってるのか~という気持ちでいっぱいだった。

1発目に抱いた感想は、「ホームセンターみたいだな」だった。その雑多に暮らしに密着した品揃えは、まさに、やはり去年初めて入店した近所のナンチャラというホームセンターそのものだった。
家具があり、電気の煌々と灯る目に痛いコーナーがあり、アロマ・ディフューザーがあり…ディフューザーがあるのは無印良品じゃなかったか?まあ…。

2発目に抱いた感想が重要なのだが、それは「独り暮らしをしたらこういう家具が置きたいな~」だった。
小さめのグレーのカウチがあったり背の低いベッドがあったり、木目に電気の光で時間が表示される時計があったり…なるほど、これはホームセンターとかで時間を潰す人もいるわけだという1発目の感想を踏襲し、そんなことを思った。

ところで、私はこの感想を度々口に出して言ってみた。「こういうの、独り暮らししたら置きたいな~」と。母はその都度ハァという反応を返してきた。
時折独り暮らしに対する憧れというか願望じみたものが最近ふつふつと湧き出しており、やはりたまにそれを言ってみたりする。すると母は生温かな表情をこちらに向けて、「ああ、そういう日も…まあ、来るんじゃない?」と言うのである。わりと悲しい話である。

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