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コロナ発症で思った事、有った方が良いと思ったモノなど

 という訳で回復したので発症して困った事だとか助かった事だとか…。

1有った方がいいと思ったもの。


お約束ですが
『飲み物。』
何でも良いです。飲めると思ったもの。
私の場合は備蓄して置いたポカリスエットを頼りました。ただ喉の炎症が酷くて何を飲むのも刺すような痛みがあったので味によっては辛くて飲めないかもしれないです。ので。
『現状の咽頭痛で痛みがマシに感じる飲み物。』が理想。飲んでみないと分からないのが難点ですが。
私は不思議とあまじょっぱい味のモノならいくらかラクだったのでポカリスエットは最適でした。

 咽頭通のせいで飲み込むのが本当に苦痛なので食べ物も同じ理屈で。飲み込むのが少しでもラクなものを探るしかないですね。私は食欲が減退してしまったので発症数日は禄に食べられませんでしたが処方された薬を飲むためにちょっとでも食べねば…とお粥やうどんをちまちま食べていました。
この時のうどんは『セブンイレブンさんで売ってる鍋焼きうどん』です。重めの障碍のある姉がいる関係で同居している母は複数料理せねばならない状態なのでちょっとでもラクできる形を取りました。ただの風邪を引いた時なんかも活用させて頂いてるので助かってます。今回も大活躍でした。

飲み物の時にあまじょっぱい味だとラクだったと書きましたが、食べ物のほうも似た感じでした。が、固形物の方は味が濃いなら大丈夫、という感じでした。ただ甘い物は駄目でした。喉の炎症に張り付いて染みる、みたいな痛みになってしまって…。本当ならプリンとかアイスも食べたかったですが避けました。これは人に寄ると思うので甘い物の方がラクに飲み込める…!という人は素直に甘い物を食べて処方されている薬飲みましょう。

個別のタオル
お手洗いのタオル共有を避けるためです。大事。

貼るホッカイロ
悪寒が酷い時に腰や首の後ろの少し下に張ったりするとちょっとラクです。

電気毛布の類
カーペットでも良し。12月で寒かったのも有りますが悪寒が酷い時は本当にガタガタ震えて辛い。

冷えピタ、アイスノンの類
おでこに乗せる程度では実は解熱にはなりませんが気分は大分違います。あと高熱が出る時、身体は寒いのに頭だけ暑くて大変だったことがあり、アイスノン使う事で多少、ラクになりました。

使い捨ての食器、お箸類(木製プラ製なんでも可)
食器洗いでも感染の可能性はあるわけなのでいっそしっかり袋に入れてきっちり口を縛って捨てたほうが看病してくれる人にはラクではなかろうかと思います。ゴミは増えますしそのゴミが感染源になるのでしっかりゴミ袋の管理は必要ですが。ゴミ収集の方を危険にさらすことになるのでそこらへんは注意。

ティッシュ
咳と痰と鼻が出る可能性を考えると一杯欲しい。普段の数倍のペースで消費しました。地味に辛い。

アルコール除菌グッズ
スプレーでもコットンでもなんでもいいのであれば陽性者が触ったり通ったりした場所の消毒に使えます。自宅隔離で療養は難しいのでこの辺も気を付けるしかないです。

2一番酷かった症状とその時期

私の場合は発症二日目と三日目が酷かったです。
陽性判定を受けたのが12月6日でしたが、軽微な症状が出ていたのは5日から、という感じでして5日から数えると6日と7日が特に酷かった日、となります。
そこ二日は38℃から熱が下がらない、という状態。よくて38℃で結構に長い時間を39℃キープし続けました。シンプルに凄い辛い。高熱なだけで体力を消耗するので辛いに尽きます。
7日の夜が特に酷くて夕方になるにつれてどんどん熱が上昇していき、全身は悪寒でガタガタ震えているのに頭と顔だけとんでもない熱さで、身体はお布団にくるまっていないと寒い、が、頭のほうを温めてしまうと苦痛という厄介な状態に。ここでアイスノンの類を首の周りに巻いたり頭に載せたりして頭だけ物理的に冷やしました。それでなんとか凌ぐ。
夜に薬を飲んで寝ようにも兎に角、身体が辛くて全く眠れず苦痛で唸っているうちに気絶したらしくて2時間くらいしてハッとなって気が付きました。一応お布団の中だったので幸い。そこからまた眠れず…朝になって違和感に気が付いたんですが顔が浮腫んでしまって、かつ眠れなかったせいか非常に困憊していたので目が半開きでしっかり開けませんでした。
この日を境に熱は下がり始めましたがしんど過ぎました。かつ、熱は下がったモノの喉の腫れは全く治らずしばらく続きます。刺すような痛みと真っ赤に充血した喉の奥はなかなかキツイものがありました。

3自宅での隔離療養はやはり難しい。


私は現状入院中の父を除いて母と姉と三人で暮らしているわけですが、姉が重めの障碍者なので母はどうしても姉の世話もせねばならず、隔離は難しいのが現実でした。最も、私は必要最低限のみ自室を出入りするという事自体は出来たので小さなお子さんがいる家庭よりはマシだったかもしれないです。お子さんだとご両親とかご兄弟を探しに部屋に入って来ちゃったりなんてのもあるでしょうが姉はそれが無い人で、私の部屋には絶対に入ってこないという点ではラクだったかも。ただお手洗いはどうしても共有になるのでタオルは個別にして私だけ専用タオルを使うようにしました。除菌などは母がちょくちょくやってくれていたようです。
ホテル療養も考えたんですが、なんせ私はあまり身体強くないし、一人不在になるだけで姉単体で留守番をさせる必要がある、とかなるとやっぱり心配になるため母と相談した末に自宅療養をしました。この辺は罹患した人の体力や家庭環境に寄りけりなので相談するのが何よりです。
独り暮らしだとどうしたらいいんだろうな、と正直不安に思いました。

4煙草もお酒も一切嗜まないでこの咽頭痛??


滅茶苦茶痛かったです。喉の奥に裂傷が出来てるんじゃないかと思うくらい。ただ、何もしないでいる分にはちょっと違和感があるな、ガビガビだな…くらいで我慢できるんですが飲食がもはや拷問。刺すような痛み。気管支炎をやった事がありますがあれより痛いというのは初体験です。タバコもお酒も一切、やらない人間でこの苦痛だと果たして嗜む人はどうなってしまうんだ?と疑問に。勿論、感染した箇所とか炎症を起こした場所によるんでしょうが…。悪いことは言わないんで煙草だけでも止めましょう…と言いたくなりました。

5医療機関及び、保健所のスタッフさんに感謝しきり


私の住んでいる県では食料の支援は既に打ち切っていたのでそこは使えませんでしたが、陽性者支援センターとして看護師さんが24時間電話対応してくださっていたのでそれに結構助けられました。
 薬の服用に関する疑問やお風呂に入っても大丈夫かどうか?という些細な質問にも答えて頂いて感謝しております。なにせ喉の腫れが凄すぎて熱は下がったけど果たして入浴して良いものか…?と悩みまして…。回答としては、清潔にしておくに越したことは無いし熱が無いなら入っても大丈夫ですよ、でした。
 お薬に関してはあまりに喉の腫れが酷く、治って行かないので相談をさせていただいたんですが「カロナールの処方のようだがロキソニンを持っていたら試しに変えてみて欲しい。」とのアドバイスを頂きました。カロナールは解熱鎮痛作用しかないがロキソニンには抗炎症作用があるため恐らく腫れに効いてくれるはず、と。既に処方されていたほかのお薬との飲み合わせも大丈夫であると確認をして下さったので安心して切り替えて飲んだところ目に見えて腫れは改善しました。
※この辺りはしっかり薬の飲み合わせを確認して飲む薬を変えてくださいね。自己判断では危なすぎるので絶対だめです。用法容量、医師・看護師・薬剤師さん達の指導にはしっかり従ってください。
また感染者が増えちゃってるので現場は大変だと思うんですが私は大変助けられました。ありがとうございます。

6感染予防は続けた方が良いと思います。


かからないに越したことは無いに尽きます。陽性判定となると二週間近く缶詰となるし、なにより身体が辛いです。うがい手洗い、マスクの着用で少しでも確率は減らしましょう。かかるときはそれでも罹患しちゃうのでその時はしょうがないです。発生源と思わしき相手や罹患してしまった自分自身を責め立てるのだけは止めましょう。かかりたくてかかる人は殆どいないと思います。私も姉を責められませんもの。二年間罹患しなかっただけ充分凄い事だなと思うくらい。
ちなみにワクチンは3回接種済みで本当なら12月13日に4回目を接種予定でした。感染しちゃったのでキャンセルして見送っていますが回復ししだい接種しても良いそうです。私は副反応で高熱が出るであろうと分かっているので年内は見送ろうと思っています。でないとまた寝込んでしまってやらねばならない事が進まないので…。
 あとただの風邪でしょうと侮る人も多いようですが、罹患した限りなにかおかしいです。手足の筋肉がごっそり落ちてます。普通の風邪で寝込んでも経験上ここまでは落ちないと知ってるので気持ち悪いです。足もとが心もとなくなって歩くとなんか踏みしめられてないというか…。かつあの異様な咽頭痛は想像を絶します。幸い肺に到達しなかったので良かったですがあの痛みのレベルのものが肺にいったらと思うとゾッとします。大分回復したので少しずつ元の生活にしますが無理すると後が怖そうなので慎重にやろうと思っています。ただでさえ寝込んでいたので体力も落ちたでしょうし…元々あんまり無いのに哀しい。

ざっとこんな感じでしょうか…何かの参考になればというのと、個人的に記録としてまとめておきます。

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