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実家の片付けも始まります

月盛です。
実家から帰りました。
父も母も亡くなり、姉が一人暮らしで実家を守っていいます。
身体の不調も多く出てくるお年頃(私より5歳上です)家の内と外を整えるだけでも大変だと思います。
畑と庭の手入れは毎日の事ですし、無駄に広い敷地には樹々もあり風が吹けば何かが落ち放置しておけません。
家の中の父母の荷物の整理もまだまだかかるでしょう。
昨日、庭の花々の咲き誇る中それよりも強い雑草を手伝って取りました。
母の趣味の作品も飾れるスペースを決めてそれ以外は処分することにして厳選しました。
多趣味の人でしたから手鞠や刺繍、ひょうたん飾り、ビーズ絵、人形、集めた提灯・・・たくさんです。
姉一人では決めかねていたので一緒に選んで飾り棚一つに纏めました。
それも徐々に姉の気持ちの中で整理がつけば処分してかまわないものです。
そして父の膨大な書物・・・資料としての新聞の切り抜きや写真も手を付けられない程たくさんです。
父は役所勤めの傍ら詩人として生きたひとでした。
本も出していましたが新聞や賞の選者だったりしたので、何やら走り書きしたような物もどれが大事でどれがいらないのか分からないのでそのままそっくり残っています。
亡くなった後一冊記念に出すことになり編集の方が家に詰めていたこともありましたが、アクシデントがあり叶いませんでした。
いつか踏ん切りをつけないとと母が話をしていましたがそのまま手つかずで母も逝ってしまいました。
課題はいっぱいですが今回のように少しづつでも身軽になっていくように姉と一緒に実家の片付けもしていこうと話しました。
(タイトル写真は実家近くの無人駅の古木の桜です。)

今日は一日姉を連れ出し少し遠出して色々な花を見に行きました。
何処に行ってももう終わり掛けの一週間遅れと言われたのだけれど(笑)その花の群衆の凄さは圧倒的でした。
かたくりの花です。

紫一面のはずなんですが・・・。

広い敷地の中あちこちの斜面に群れていて一週間遅れが悔やまれます。

水芭蕉です。

広い敷地の中を板を渡した散策路が長く続いています。

これも葉が大きく育ち花が隠れてしまいました。

桜と共に水芭蕉。

これも葉桜ですね。

桜も葉桜になろうとしています。

どこも皆、盛りを過ぎてしまいがっくりと来ましたが(笑)
女ふたりはどこでも賑やかに大笑いしながら楽しかったのです。
階段があれば手を繋ぎ、車が通るところは腕を組み、まずはこれから転ばないで過ごそうと話し合いながら
「こうやってなんとか楽しく生きて行こうね」
「そうだね 色々頼むね」

そうやって遅くやってきた姉の初めての一人暮らしを応援しながら、実家の片付けも始まります。

それではまた明日!



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