自分らしさは自分じゃわからない

最近いろんな人とお話をする機会があっていつも話題になることがあります。
「自分の好きなことや、いいところがわらかない。何ができるかわからないからどうすればいいのかわからない。」
小さい頃はあまり気にしてなかったけど、大学生になってから時々自分自身でも考えますね。

周りがすごい人ばかり

私は小さい頃から絵を描くやものづくりのがすごく好きで、勉強せずひたすら好きなことをしてました。勉強しなかったのですごい頭悪かったんですよね。
でも自分の好きなことにはストイックになってしまうタイプだったので、すごい負けず嫌いだったんです。
だから勉強でも負けたくないと思い、勉強も、絵も、何事も頑張りました。

そして入学した高校は、美術に一切関心がない学校だったので絵を本当に好きなのは私含めて3人ほど、
そういう環境だったので、常に周りに褒められて学校生活を送っていました。

そして美大に入った今、「みんな絵かけるやんけ」。
今まで絵を描いて褒められてきたのに絵をかけるのが当たり前の世界に入ってしまったことで、褒められるハードルが上がり自分のことよりも人の作品ばっか見てしまいます。
負けず嫌いな性格なので教授に褒められるよう常に全力で課題をこなしますが、友達の作品が褒められて自分が褒められないと思いっきり落ち込みましたね...。

違う角度から捉える

教授に褒めてもらうために課題を頑張っても褒められない。自分を否定されていると捉えていました。それでも友達は褒めてくれます。

最初はどうしてもその褒め言葉がお世辞に聞こえてしまっていてとても辛かったんです。
でもそれは結局自分が辛くなる考え方をしていて、考え方を変えればいいんじゃないか?

教授に褒められるのはいいことだけど、褒められないのは私が成長できるって言ってくれていると思うようにしたら結構楽になりましたね。あと友達が自分を褒めてくれていたらそれが自分のいいところなんだなって素直に受け取ることがすごく大事なんだなと思います。
デザインの「違う視点から考えてみる」と同じ事なんです。

自分の顔って自分で見れないと同じように、自分のいいところって自分で気づかないわけで、
だからこそ自分を褒めてくれる人は自分のいいところに気づいてくれていると思うんです。
自分のいいところやできることとかって一人じゃなにも見えないもので、だからこそたくさん人とコミュニケーションを取ることはすごく大事だなと感じますね。

今自分らしさに悩んでいる人がいれば、ぜひ一人で考え込まずにたくさんの人とコミュニケーションをとってみてください。そう知れば自分らしさが見つかると思います。

よろしければ〜!いただいたサポートでデザインの勉強がんばります。