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辞めたければ辞めればいい【音声と文章】

山田ゆり
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1360
※note毎日連続投稿1414日をコミット中!1360日目です。
※音声・文章、どちらでも楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
辞めたければ辞めればいい
をお伝えいたします。



「俺はもう駄目だ」
Aさんはこの世で一番辛いのは自分だというように話した。

ここは営業のAさんの車の中。
地元の公共団体主催の税法改正説明会の帰りである。

今日は事務車が使われていて
のり子をAさんが送迎してくれていた。

のり子:「どうしたの?」
Aさん:「うん。給料は上がらないし、やりたいことが今の会社ではできない。上司のあの人の態度が気に入らない。
このままだとこの会社は衰退していくだろう。
だから、もう、この会社にはいられないと思うんだ」

のり子は彼の言葉を静かに頷きながら聞いていた。

のり子:「そっかぁ」

のり子は少し沈黙した。



彼の「辞めたい」は今初めて聞いたことではない。
これまでに何度も聞いてきた。

15年位前も彼はそんなことを言っていた。
「いいね。辞めれば」
あの時、のり子は彼の言葉に賛成した。

あの頃彼は30代後半だった。
当時のふさふさの髪は現在のスキンヘッドに変わった。

陸上選手だったと自称するスリムな体系は
今はその名残がない。
ズボンのベルトの上に重そうなお腹が乗っている。



沈黙の後にのり子は言った。
のり子:「辞めたければ辞めればいい。
自分がそう思うんだったら、会社を飛び出せばいい。

今の会社が嫌なら自分が思うような会社を見つければいいんじゃない。
50代という年齢は確かに転職には不利だと思う。
でもね。私でも45歳の時に転職できたんだから。


確かに年をとってからの転職は辛いよ。
当時私は、入りたい会社にいろいろ電話をしてみた。
私の前職の仕事内容を聞いて向こうは乗り気だった。

でも、年齢を聞かれて45歳だと答えたらそこで話は終わった。
そんな苦い経験を何度も味わってきた。


それでも私はめげずに転職活動をしたの。
私は一般事務だけでは飽き足らず
決算までできる今の会社が求人を出しているのを知り、応募したの。
20代・30代の若い女性が多い24名の応募者の中から
45歳10か月の私が運よく選ばれたの。

だから、転職は思っているほど簡単ではないけれど、
でも、無理な事ではないと思うよ。
きっと、自分にあったところが見つかるから。



今、辞めようと思ったのなら、辞めればいい。
転職は年齢がネックになってくるの。
今日が一番若いんだから。
明日になればまた一日、年をとるんだから。


最近入社したBさんやCさん、50前後なのにウチの会社で採用されたでしょ。
普通、50代の人は採用しないよ。
でも、彼らには十分なスキルと誠実さと意欲が感じられ、今でもその姿勢を崩していない。

会社としてはとても良い人材を見つけられ満足している。



Aさんがもっと輝ける場所がきっとあるから。
転職活動中、嫌な思いをこれからいっぱいすると思うけれど頑張れ。

大丈夫だから。
自分を信じて前を向いていたら、絶対、思い通りになるから」



のり子は彼に熱く語った。
言っているうちに、
それは自分に向けて言っていると感じていた。



30代のあの時に彼がこの会社を飛び出していたら
現在はもっと違った人生になっていただろうに、
彼は何の努力もせず、ただ、愚痴を言ってこの15年を過ごしてきた。
そして、まだ、「辞めたい」「辞めてやる」と言っている。




「辞めたければ、辞めれば」
のり子はそう思う。

突き放した感じだろうが
そんなものだ。

今、「辞めたい」と思っているのなら
自分の思いを受け止めて
それの実現に向けて一歩前に進めばいい。



「〇〇したい」
「こうなりたい」

そう言うだけなら誰でもできる。
要は、それを実行するかどうかだ。



思ったなら、言葉にしたのなら
やってみればいい。
がんばってみればいい。

それが失敗なのかどうかは
やってみないと分からない。



やりたい
でもコワイ

そうしてこれからもぐずぐず年を重ねていくのか。

気が付けば30代、40代があっという間に過ぎ去り、
彼は50代になってしまった。

これからどうするつもりなの?

「辞めたい」
をまた繰り返して言うだけか。

いい加減、行動したら。

そんな思いを込めてのり子はAさんに辞めることを勧めた。





「辞める」とは「始める」ことである。


終わりは終わりではなく、始まりなのだ。




自分の人生は自分で決めるもの。
他人に委ねるものではない。



のり子はAさんに話しながら
頭の少し上のあたりで
自分を見つめているもう一人の自分を感じていた。



がんばれ、Aさん。



がんばれ、わたし。





今回は
辞めたければ辞めればいい
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。






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