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’’まち‘‘のためになる空間を作りたい!

という視点も大拙ですが。

「自分・自分たち」のためになる空間を作りたいという思いもあります。

函館市弁天町わらじ荘において 自分・自分たち、延いては函館にお住まいの方のためになる空間を「本」というツールを用いてつくりたいのです。
それが「西部地区図書館プロジェクト」です!!

目次
1.図書館の分類としては「私設図書館」
 私設図書館とは何ぞや!

2.函館市弁天町わらじ荘 になぜ図書館?!



1.図書館の分類としては「私設図書館」​

 日本全国に公共図書館は 3303 あるというデータがある。大学図書館の数 1604 の数を合わせると 4907 もの図書館がある。これ以外にも私設図書館があるとより多いということは歴然です。

 図書館法第二九条「図書館と同種の施設は、何人もこれを設置することができると」という言葉より私設の図書館は誰でも作ることができるとわかります。

そもそも、私営図書館とは何ぞや!!

 一言でいうと、個人が管理する蔵書を一般開放するというものです。
そのほかの呼び方としては、私営図書館、地域文庫、マイクロライブラリーなどが挙げられます。特定のジャンルの本や雑誌等えお集めていることから、公共図書館とは異なり色どりを見せているところが大半です。

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2.なぜ、函館市西部地区に図書館をつくりたいの??

4月に一般開放できるよう準備を進めています。現段階は、そもそもどういう空間を作りたいのか書き出してみます。

①西部地区に気軽にふらっとよれる場所をつくりたい

西部地区にはカフェやレストラン、観光客向けの施設が多くありますよね。そうなんです、遊びに行く場所はあるんです。
しかし!!勉強したり、作業したりのんび~~りできる場所は案外少ないのかなと私は考えています。上記の定義としては、
・決まった日に空いている
・何時間居ても大丈夫
・いつも同じ人がいる

安心感を感じられることを指します。
そんな、空間と時間を作り出せたらなと考えています。

②わらじ荘にある本を活用したい
 2020年の4月に、コロナウイルスの影響で学校が休校になり、図書館も休館になった際に子供たちに絵本を配る「おうちが図書室」という活動を学生で行っていました。その際に寄付で本当に多くの本をいただきました。その活動が終わったころには、部屋にも押し入れにも入りきらず、二階にも本が置かれている状態です。
こんなに「資源」が多くあるのに置かれている状態を早く脱却したいという思いでいっぱいです。

③「野口梅吉商店」という歴史的な建物を身近に感じてほしい

西部地区をお散歩して、注意深~く建物だとかを見て回るとなんだか楽しいですよね。近代的な一般住宅も多くありますが、和洋折衷の民家や空き家が多くみられます。私は、西部地区を散歩するときはいつも、「ここも住んでみたいな~」などわくわくしながら思いをはせています。(笑)

実際に趣のある建物に「気軽」に入れたらなんて素敵なんだろう。もっと野口梅吉商店の家の中を見て雰囲気を感じてほしいんです!!居間のふっとい梁、窓細工の精細なところ、階段がすこ~し曲がっているところ、そして部屋数が多くてワクワクするところ。実際に足に運んで、見てほしいんです。

④わらじ荘に訪れる 人 のつながりが増えるなるのではないか

 2019年に住み始めてから本当に多くの方が出入りしています。学生から、社会人、公務員の方の、教育関係の方、いつも応援してくださる方、親子、近所の子供…。もし、わらじ荘を開放した日に様々な方が来て、必然的にかかわる機会になったらいいな、なんて考えています。(もう少しコロナが落ち着けばの話です…) 
 また、「作る」という段階で多くの方がかかわるきっかけをつくりたいです!!


具体的な流れ(ざっくり)

2月第3週
 本棚の設計を完成させる
 木の発注を行う

2月第4週~3月第2週
 図書委員で内容を詰める
 本の整理や寄付を募る
 

3月第3週
 本棚づくりのワークショップを行う。(規模は小さくても必ず行う)

3月第4週
 本の整理

4月
完成ー一般開放

このような流れで動いていけたらと思っています。
本というものが媒体で、そのほかにも作業スペースや、お絵かきスペースなども作ろうと考えていますよ~♪

これは、あくまでもわたしの考え・構想です。
これから、多くの人の意見や思いがのっかってより彩りあふれることを願っています。

ということで~~絶賛

🌻!!!!!!図書委員募集中です!!!!!!🌻

各々の頭で考えている様々な思いをスクランブルしてたいんです。そしてその思いを実際にカタチにしていきたいです。

北海道新聞社の「あなたの夢叶えます!」という企画に無事通ったので、その資金を元手に活動していきます~~~!!
きっかけを下さり本当にありがとうございます。


そんなこんなで、今年はよりわたしの頭の中でぐるぐっる考えている思いを現実にできたらいいなと考えています。

今年もわたしたち わらじ荘をよろしくお願いいたします!!!!

わらじ荘 荘長 岸本純枝



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