見出し画像

浮き玉

外で飼うメダカの入れ物に浮き玉が浮いている。
風流ですね。

画像1

といっても、この浮き玉の存在を知ったのは最近です。
何年か前に三二商店さんから購入した方から
再購入のご依頼をいただき、三二商店さんは国内の販売をしていないので
引き継ぎました。
製造元に連絡をしたところ、模様が沢山あるので見に来てもらわないと
どれがいいのかわからないということなので伺いました。
よりどりみどり~

画像2

ピックアップして購入しました。

画像5

 お話を伺うとこれを作る職人は一人になってしまったそうです。
砂で型を作りその周りに粘土をまいて形ができたら、砂を出し
銅板で模様を転写するそうです。後継者育成中とのことですが
職人技は貴重ですね。
 さっそくお店でも販売を始めましたが、
「可愛いけどメダカがいないからね」「水を入れとくものもないからね」と残念な感想。。。。
 そこで、こんなのいかがでしょう。

画像3

画像4

この仕事を始めてから、職人さんがいなくなった。もう一人しかいない。
という話をききます。
 昔からの技術は生活様式の変化で使用の機会がなくなりすたれていくのでしょう。残していくためには、今の生活に合う変化が必要なのだと感じます。本質を残しながら変化するにはどうしたらいいのか。
使う側も楽しみながら工夫してみることが新たな変化を生むことになるのかもしれません。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?