Kaori Okamoto

2020年5月勤めていた会社にコロナを理由に解雇されるも7月の58歳の誕生日に夢だった…

Kaori Okamoto

2020年5月勤めていた会社にコロナを理由に解雇されるも7月の58歳の誕生日に夢だったお店を以前からお付き合いのあったメリヤス工場さんや友人に助けられオープンする。布が好き、人が好き、機場が好き、現場が好き、生まれ育った和歌山が好き。興味があることにどんどん向かう61歳

最近の記事

イベント準備

先日、4月27日28日のイベントに向けて瀬戸家にお邪魔してきました。 和歌山市から車で約一時間(高速道路利用) 瀬戸家の番頭さんの谷口さんや瀬戸家の母屋を最初に大掃除されて 華展をされた岩田先生と蔵に入らせていただいてイベントで使わせていただけそうなお道具を出してきました。 今日はお仕事でいらっしゃらない瀬戸さんにはLINEで使わせて頂いてよいか確認を取りながら。。。 写真は当日販売させていただくお弁当に限りこちらでゆっくり食べていただけるようご用意させていただいているス

    • イベントのお知らせ

      • 『温故知新』歴史と文化と職人と

        『温故知新』歴史と文化と職人と 昔、私たちの生活の中で使うもの、身に付けるもの、食べるもの全てが職人の手によるものでした。今は機械化が進み職人技が少なくなりました。 特に食べるものなどは機械で作られるものが増えたように思います。 それでも人の手でしか作り出せない物を作り続ける職人達にリスペクトしかありません。 しかしながらその職業が30年後、50年後存続しているのかという憂いと危機感を持っていらっしゃる方も多く、その技法を使い又は日々接する素材を使い新たなもの作りに挑戦し続

        • 和歌山大莫小

          莫大小と書いて「メリヤス」と読む メリヤスって何? 簡単に言いますとTシャツやトレーナーの生地。 今はニットと呼んでおります。 タイトルの『和歌山大莫小』とは・・・ 和歌山ニット工業組合青年部とBeginによるプロジェクト。 アメリカのユニオンメイド(アメリカの労働組合である「ユニオン」の組合員が作った製品であることを示す表示で、消費者にとっては品質保証の意味合いがあった)をイメージし、和歌山が誇るニット、ニッターの凄さを発信したいとの思いからスタート。 ニットの古い

        イベント準備

          夏の寝具

          クーラー嫌い と言うか、汗をかきたいタイプです なので夜寝るときもほとんどクーラーを付けずにきましたが 昨今の暑さと寄る年波に勝てず昨年からゆる~~く 朝までつけております。 が、今年はまだ眠る時には窓を開けておけば十分でした。 敷には近江ちぢみを 掛けはガーゼケットを・・ 下はガシガシぐらいの硬さがある麻 掛けはふわふわのガーゼです。 朝方、少し冷えてきたと思いガーゼケットをかける瞬間の柔らかさがたまりません。 パジャマもガーゼです。 ニット素材だと汗をかいて生地が吸って

          ポップアップ

          久しぶりにポップアップのお声がけいただきまして思い切って外へ出てみようと思います。 和歌山県岩出市にありますオーダーカーテンのお店 「ジャストカーテン岩出店」さんのカエフェコーナーのお隣で出店させていただきます。 今更ながらジャストカーテンさんのHP拝見しましたら 「日本最大の縫製工場直営オーダーカーテンショップ」って書いてました💦 岩出店の近くに工場があります。 一度拝見したことがありますが裁断から縫製、最後の梱包まで一直線だった記憶が!!! 凄くよくできているなと

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          タオル工場へ行く

          兎に角現場好きな私 ご縁ができ泉州の神藤タオルさんへお邪魔。 数年前に和歌山の雑貨店で出会った「インナーパイル」と言うガーゼでパイルを織り込んだふわっふわのタオルを作られているのが神藤パイルさん。 当時寝具業界にいたのでこのタオルでケットを作れば売れるだろうな!!と思った。 当時の寝具店オーナーに提案はしてみたものの反応鈍く。。。 まぁ何れはどこかのお店さんがチャレンジされるだろうなと思った。 昨年だったか神藤パイルさんのHPでオーダで作られていることを知る。 やはり

          タオル工場へ行く

          天竺のお話

          tunaguの独り言へようこそ 昨年人気だった度詰め天竺セットアップが入荷いたしました。 「度詰め天竺」とか聞いたことありませんか? 普通はないですよね(笑) これは「度目(どもく)を詰める」という意味で、通常よりも編み目の密度を高めて、しっかりした生地にするという事です。 詰めると言うと硬いイメージですが肌に触れる内側は柔らかい風合いの熟成コットン糸を使っているので優しい風合いになっています。 目を詰めたしっかりとした天竺ですが、吊り編み機独特の弾力も残しています

          肌ざわり

          アパレル的に一番重視するのは着心地 着心地でも色々あるけれどやはり肌ざわりだ いくら拘って作っても着ていてしっくりこないとか チクチクするとかはやはり良くないし長く愛着を持って来てもらえないと思う 日本製だとか○○産地だとか言っても使ってみて違和感を感じたらそれは使わない 以前今治のバスタオルと言う触れ込みでネットショップで販売していたものを買ってみた。 値段が今治タオルにしては安いので来客用にでもと タオル類は買ったら必ず一度洗う 何故かと言うと新品は水分を吸

          この時期のイベントについて想うこと

          和歌山にもマンボーが出されて久しい                 飲食店、特に夜営業の飲食店は休むところもあり、時短営業に追い込まれている 2021 年末はコロナ前とは言わないまでも活気がもどりつつあったのに  年明けから一気に感染者が増え、この田舎の和歌山でもマンボ-が出て街の明かりが少なく寒さゆえ余計に侘しく感じる うちの営業は11時~18時 飲食ではなく小売り業なので極端に減ることもなく増える事もない                           1月、、元

          この時期のイベントについて想うこと

          雨ですね

          連休始めはお天気に恵まれ人出もちらほら 県外からのお客様もお越しいただきました ありがとうございます マンボ-出てる和歌山ですが、、、、 みなさん「うううう~~~」ってなられてると思います。 tunaguの近所のおにぎりやさんや人気カフェには行列ができていました。 いいじゃないですか 気を付けてお出かけしましょう お天気いい時ぐらい外歩きしないと 気が滅入ってしまいます。 今日は雨 tunaguの並びのチョコレート専門店はお客様が絶えないようです。 世

          レトロビル 和歌山ニット会館

          昭和40年代に建てられたビル 和歌山ニット会館 tunaguが入っているビルです。 二階はニット組合の事務所と会議室 三階は空き部屋になっている その一室の壁がこちら 最初見た時に 「おもしろい」と思い 撮影に使ってSNS投稿すると割と高評価 カメラマンの知り合いからも使わせてほしいと なんか嬉しいお言葉いただいた

          レトロビル 和歌山ニット会館

          捨てられるものを救う

          捨てられるもの 生地の他にガラスも扱うようになりました ガラスを作る工程の中でどうしても余ってしまうガラス 廃棄ガラス これを大阪のおっちゃんが丸く丸く加工して 販売することになりました よくよく見るといろんな色があり とてもかわいいのです 細かく砕いたカラットと言われるものもあります これはアクセサリー作家さんにオススメできればいいのかなと思っています SDgsエスディージーズと いま世間は大騒ぎ もう数年前からSDGs的な廃棄される生地を枕カバーにし

          捨てられるものを救う

          捨てられるもの

          捨てられる物の中でもそれは勿体ないでしょ!!!! と思ったのが丸編みニットの生地 しかもスビン綿(スビン綿は一般的な綿花よりも生育期間が長いことで、 細く長く強い繊維が生まれます) そんな貴重な糸を使った生地がウエスになるため売られていく ドナドナ💦 それは仕方がないことで ニット工場さんは余った生地を置いておくことも出来ずなくなく業者に 買い取って貰うのです(余った生地は産業廃棄物となるので) そこで私が思いついたのは ニットの伸びる特性を生かしてどんな形

          捨てられるもの