Leicaしか知らないツネさん。

写真家 西田航さん、映画プロデューサー 石井朋彦さん、散財家ドリキンさん、福井のカズさ…

Leicaしか知らないツネさん。

写真家 西田航さん、映画プロデューサー 石井朋彦さん、散財家ドリキンさん、福井のカズさんという錚々たる面々にお誘い頂き、初号機カメラとしてLeicaを購入したことからすべて始まりました。 つまり、ボクはLeicaしか知りません。 そこで感じたカメラや写真のことを綴っていきます。

最近の記事

Leicaがつないだご縁#7

ライカカメラはただの機械ではなく、人と人をつなぐ不思議な力を持っているように感じます。 私がこのカメラを手に入れたのも、ただの偶然ではなく、何か大きな運命のようなものを感じずにはいられないことが起こっています。 LSKのご縁や活動自体やはり今までの活動から考えても不思議が多いのが事実です。 日々カメラを持つことで写真技術を向上させることを目指しているのですが日々スナップショットが中心です。 写真技術向上という意味ではスナップショットばかりではなく、ポートレートなども撮影

    • 現代アートの定義と写真表現の自由#6

      「何を表現しているのかよくわからない」という写真を拝見することがよくあります。 今回は写真における現代アートの定義と、それに基づく写真表現の自由、そしてAIとの向き合い方についてボクなりの考え方をお伝えします。 写真における現代アートの定義 現代アートの難しいことはあまりよくわからないということを前提に端的に言えば現代アートとは、「従来の枠にとらわれない自由な表現」をボクは定義とします。 写真においても同様で、現代アートは伝統的な技法やテーマから解放され、新しい視点やアイ

      • モノクロ写真を極める#5

        モノクロ写真はただの「白と黒」に過ぎないと思うかもしれませんが、ボクが勉強して感じたことは、それまで気づくとことができなかった「白と黒」がどれほど深く、感情的に豊かな表現ができるかということでした。 カラー写真が色彩で感情を語るなら、モノクロは光と影、形とテクスチャで物語を紡ぎ出します。 この魅力に気付いたのは、ボクがLeica M11を手に入れたときからです。Leicaじゃなくても良かったんじゃないか?という 声もあるかもしれませんが、結果としてLeica M11というカ

        • ライカM11やばすぎた。買って4ヶ月#4

          Leica M11は、伝統的な写真撮影の魅力と最新のデジタル技術を融合させたカメラというふうにボクは思っています。 Leicaの長い歴史の中で築かれた、その設計哲学と技術的な特徴が多くの写真愛好家の注目を集めています。 そんなLeica M11、2023年12月末に購入して約4ヶ月。 Leica M11の特徴、実際の体験談、そしてカメラ業界におけるその位置づけについて深掘りしていきます。 第一印象と他のカメラとの比較Leica M11を初めて手にした時のことは鮮明に覚えてい

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          Leicaしか知らないから悩む#3

          差別化ができないボクがカメラについて語るとなると、もちろんLeicaしかない。 でも、Leicaしか知らないボクにとっては、他のブランドとの比較ができないことが実は大きな悩みです。 ニコンやキャノンといった一般的なカメラブランドの国内メーカーなどの製品についての知識は、ボクにほぼないので、国内メーカーなどの比較の話になるとわからないので聞き流すしかありません。 動画編集者という立場であり基本は動画編集なので撮影はあくまで補助的。動画撮影の同行でカメラを触ることはあります

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          お金がないならライカを選べ#2

          今回はYouTubeで見た「お金がない人ほどライカを買った方がいい理由」という動画を視聴し、その後の購入時に「確かに!」と思えたその理由を掘り下げつつ、ボクの考えを交えながら解説していきます。 1. ライカのシンプルなレンズ選択 ライカのレンズ選択が他のブランドに比べてシンプルである点が挙げられています。 もちろん高額なレンズには数百万円のレンズもありますが以外にも30万円代から購入できるレンズもあります(それでも高いはあるかもですが、、) そしてライカのレンズラインナッ

          お金がないならライカを選べ#2

          Leicaしか知らない。#1

          はじめてのカメラ体験がLeicaであったというのは今思えば、まるで運命的な出会いのようです。 それは2023年11月、ボクが所属する「カズチャンネル」のYouTuberのカズさんの誘いで始まりました。 お仕事としてカズさんと東京に向かう機会があったのですが、カズさんの友人でもあるサンフランシスコ在住のドリキンさんが日本に帰ってきているということで一緒に行こうと誘われました。 最初は一旦丁重にお断りしました。その理由は確実に豪華な面々がその先にいて自分がいることでご迷惑に