先日、ちょっとした野暮用で渋谷へ行く機会があり、約5年ぶりに行ってきた。久しぶりに降り立った渋谷駅構内は知らない間にさまざまな商業施設と直結しており、改めて再開発の規模の大きさに驚かされた。

　“こんなにエキシビジョンってあったっけ？”　“あの頃も外国人観光客が夢中になって写真を撮っていたっけ？”などと思い馳せながら渋谷スクランブル交差点を渡った。ハロー!プロジェクト オフィシャルショップが入っていた渋谷109-2は、いつの間にか名称がMAGNET by SHIBUYA109に変わっていて時代の流れを感じた（そもそもマグネットって何だよ）。

　2020年の夏にオープンしたMIYASHITA PARKに行ってきた。かつてはギャル集団の溜まり場として治安が悪そうとばかりに思っていたが（失礼）、公園と商業施設、ホテル（！）が合体して生まれ変わった。

　いつかのワイドショーで目にした渋谷横丁を華麗にスルーして歩いていると、SEVENTEENのポスターを発見……！建物内には等身大パネルが飾られており、自分もCARAT（ファン名称）に混ざってスマートフォンて撮影しようと思ったら、ファンが乱入してこのような状況となった。しかもよりによって推しのミンギュにハートって……。

　気を取り直してこちらの撮影には成功した。てっきりミヤシタパークのイメージキャラクターか何かに起用されているのかと思いきや、ジャパンツアーと連動して9日間しかやっていない限定の企画だった。我ながらベストタイミングだった。

　SEVENTEENはミンギュと一部のメンバーの顔と名前が一致する程度で、楽曲も数曲しか知らないが、CARATギャルに混じってヲタ活っぽいことができて楽しかった。

　ファン層は20代から30代女性が中心で、中には男子大学生もいた。高度なヲタ（？）は自作のトレカを持参して推しと一緒に撮影していた。

　帰りは真野ちゃんがハマっているKep1erの広告トラックに遭遇。新曲は“LEAP HIGH”ならぬFLY-HIGHというタイトルらしい。他にもメン地下のトラックを見かけるなど思わぬ場所でアイドルに触れた1日だった。