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世界最古のスパイス『コリアンダー』

不定期にスパイスやハーブに関する個人的な見解でプロフィールや使い方などを記事にする企画の第2回目は、世界最古のスパイスのひとつとも言われる『コリアンダー』をご紹介します。

第1回目の前回は、個人的に香りが1番好きな『カルダモン』をご紹介しましたが、今回の『コリアンダー』は、我が家での使用量が1番多いスパイスです。

コリアンダーについて

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【プロフィール】
名称:コリアンダー
別名:コエンドロ、シラントロ、(葉:パクチー)
科名:セリ科
原産地: 地中海沿岸
利用部位:種子(植物学上は果実)
※wikiやメーカーサイトを参考にしています。

カレー粉やカレー作りには欠かせないスパイスで、葉はパクチーという名前で有名ですね。これだけ聞くと、インドやタイなどで使われるイメージですが、世界各地で使われています。

また利用部位は、セリ科全般に言えることですが、シードと呼ばれていることから種子を使っているというのは半分正解で半分間違いです。
実は、この丸いスパイスは、種子が2個合わさった果実なので、植物学上は果実とのこと。

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割るとこんな感じです。
ガーデニングでも人気ですが、播種する時には割ってからが植えた方が良いと思います。

コリアンダーの香りと料理への活用

カレーの印象が強く、クセのある香りを想像する方もいると思いますが、オレンジを思わせるような柑橘系の甘く爽やかな香りです。葉のパクチーとはかなり違う香りの印象です。

料理への活用としては、何と言ってもカレーは外せません。我が家で1番量を使うのはカレー作りに理由があります。
スパイスからカレーを作る場合、コリアンダーが風味の骨格を作ってくれるのと、繊維質が多いのでカレーに程よいトロミをつけてくれるので、他のスパイスよりも大量に使うことが多いです。

以前、インド人の料理教室に行った際、他のスパイスは計量スプーンで計っていましたが、コリアンダーだけは計量カップで計っていたというほどです。

他の使い方としては、ローストビーフもオススメです。塩、こしょうをする際に、コリアンダーのパウダーを全体にすり込んで使います。こうすることで、オレンジや柑橘を思わせる爽やかな香りに仕上がります。
また、根拠はないですが、肉汁が出にくくなり、しっとり柔らかく焼けるような気がします。肉に小麦粉をまぶすのと同じイメージです。

以前投稿したレシピはこちら

その他、ピクルスや焼き菓子などにも使えます。

思った以上にクセがないので、失敗を気にせず色々な料理にチャレンジしやすいスパイスだと思います。
だからついつい何にでも使ってすぐに無くなってしまうので、スーパーのビン入りでは全然足りないです。

その他

葉のパクチーは、言わずと知れた最近人気のハーブですが、家で育てている方も多いのではないでしょうか?
かく云う我が家でも、都度スーパーで買うのは面倒なのと、急に使いたくなった時に困るので、今日、庭に2苗植えました。地植えなのでドンドン大きくなると期待しています。

ハーブ類では、オリーブ鉢植えと地植え、ローズゼラニウム、ローズマリー立性とほふく性、イングリッシュラベンダー、カレーリーフ、パクチーを育てています。

これからもよく使うスパイスやハーブを中心に勝手に紹介していきたいと思います。





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