ミニマリストのよわむしめがねさんのnoteを読んでいて、我が家の次男と同じ様なことを考える人がいるのだなぁと面白かった。

歯を健康に保つためにブラッシングをする。そう子供の頃に教わってから何も疑問に思わず毎日歯を磨いているわけなのだがよわむしめがねさんはそれを数字で表している。

時間だったり金額だったり。費用対効果なんてものも考えてみたりしている。

私は虫歯になると歯医者に行くのか面倒くさいから歯を磨いている。そして習慣だから。

子供の頃によく虫歯で歯医者に通ったものだが大人になってからは余り虫歯にならない。

ただ昔詰めた詰め物の間に小さな空間があり、普通は大丈夫なんだが体調不良が続くと膿が出て痛む。（歯医者には歯茎に膿の道ができていると言われた）

そんな訳で、奇しくも私のからだのバロメーターになっている歯がある。

この歯には既に神経が通っていないのでゆくゆくはブリッチをかけるか入歯にするか、なにかしらしないとならないらしい。とりあえず自分のからだの抵抗力があるうちはこの歯に頑張ってもらって年を取ってからの話になるのかな?と思っている。

そんな歯を抱える私に対して、我が家の次男は生まれてから一本の虫歯もない。

長男は歯医者に通っていたので兄弟でも違うものだと思う。

さて、歯医者に行ったことがない次男は何を思ったのか、歯を磨かなかったら虫歯になるのではないかと実験したという。

ひと月歯を磨かないでいたらどうなるか?をしたらしい。

まさか高校生になってからそんなことを考えるなんて思ってもみなかったのでたまげたが、結果歯茎から血が出る様になったらしくブラッシングを再開したという。

虫歯にはならなかったが口腔内が不衛生だった現れらしい。

「やだ、歯槽膿漏じゃないの？」

と呆れたが本人は虫歯って意図してなるものではないのだなと分かったのは収穫だったらしくそれからは普通に夜寝る前に磨いている。その後話を聞かないので歯茎も落ち着いたことなのだろう。

思えば彼は歯の生え始めた頃からよくスルメや乾燥した昆布などをしゃぶっていた。

今でも思い出すのが小さなダンボールの中にすっぽりとはまり満面の笑みを浮かべながらスルメを食む姿だ。

なんともシブい味が好みの赤ん坊であったが唾液の量は膨大であった。

あれで歯の雑菌を洗い流していたのかもしれない。

そして彼は乳歯が全部抜け替わった訳ではない人でもある。

たまにそういう人はいるのか、子供の頃の歯がところどころありその歯達が彼の咀嚼を頑張って助けている。

実は私も下の前歯が二本欠損している。が生えてこなくても隙間がないので困ることもないのだが。

次男の歯も同じなのか親子とは変な場所まで似ているのだなと思ったりする。