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決断の指針が必要なとき

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おりにかなう助け 『徒然草』のことば。 「そのとき、あなたはここを読んでください」
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記事一覧

徒然草 第百段

現代語訳  久我の太政大臣が、皇居の関係者以外立ち入り禁止の間で水を飲もうとしたら、女官…

吾妻利秋
6か月前

徒然草 第百八十八段

現代語訳  ある人が息子を坊さんにさせようと思い、「勉強をして世を理解し、有り難い話の語…

吾妻利秋
5か月前

徒然草 第百二十七段

現代語訳  直してもどうにもならないものは、ぶっ壊した方がよい。 原文

吾妻利秋
5か月前

徒然草 第百三十一段

現代語訳  貧乏人は、金を貢ぐのを愛情表現だと思い、老いぼれは、肉体労働の役務が社会貢献…

吾妻利秋
5か月前
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徒然草 第五十九段

現代語訳  悟りを開くのであれば、気がかりで捨てられない日常の雑多な用事を途中で辞めて、…

吾妻利秋
6か月前
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徒然草 第九十三段

現代語訳  「牛を売る人がいた。牛を買おうとした人が、明日代金を払って引き取ります、と言…

吾妻利秋
6か月前

徒然草 第七段

現代語訳  あだし野の墓地の露が消える瞬間がないように命は儚く、鳥部山の火葬場の煙が絶えないように命は蒸発していく。もし灰になった死体の煙のように命が永遠に漂っていたとすれば、もうそれは人間ではない。人生は幻のようで、未来は予想不能だから意味があるのだ。  この世に生きる生物を観察すると、人間みたくだらだらと生きているものも珍しい。かげろうは日が暮れるのを待って死に、夏を生きる蝉は春や秋を知らずに死んでしまう。そう考えると、暇をもてあまし一日中放心状態でいられることさえ、

徒然草 第七十四段

現代語訳  蟻のように群れをなし、西へ、東へ猛スピード、南へ、北へ超特急。社会的身分の高…

吾妻利秋
6か月前