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15万円かけて、0歳の子どもの寝室をつくった


ベビーベッドなしにするか、マットレスにするか、悩ましい赤ちゃん寝室問題。皆さんはどうしてます?

生後6ヶ月のテン様(息子のあだ名)。
大人用のシングル布団に寝かせると、端から端までころころ転がっていく。日中だったら「かわいいなぁ」と笑って済ませられるが、夜になるとそうはいかない。

今までテン様のベッドには、この商品を使っていた。


持ち運びもできて、メッシュ素材なので通気性もばつぐん。見た目もかわいい。

ただ生後6ヶ月を過ぎるあたりから、「寝返りで落ちそうだな?」とヒヤヒヤすることが増えた。それに伴い、寝室大改造計画が発足。主人と相談し、商品を探し回り、ちょうど楽天スーパーセールの時期だったので、「えいやっ」と勢いで購入ボタンを押した。タイトルにも書いてある通り、総額15万円した。

改造前の寝室はこんな感じ。

寸法は完全無視の図


主人と私のベッドの位置がずれているのは、主人のベッドがロフトベッドだったため。階段分のスペース確保のために、ずらして配置していた。



記事の主旨から脱線するが、ロフトベッド、めちゃめちゃおすすめ。

下のスペースがあるおかげで、いろんなものを置いていた。特に季節モノの家電。夏だったら加湿器やヒーター、冬だったら扇風機や除湿機を置いていた。よくあるベッドだったら家電は収納できなかったので、本当に便利だった。


そして、改造後の寝室はこんな感じ。




息子&私のベッド


ロフトベッドを捨て、私のベッドをドア近くに移動。主人は仕事で帰りが遅くなるため、このベッドに1人で寝てもらうことにした。クローゼットは扉を外して、のれんをつけた。

私と息子のベッドフレームは、この商品にした。


お値段13万円。

この畳の上に、シングル用布団を2枚敷く。息子の方にはベビーサークルを配置。


シングル布団はニトリで、せんべいのように薄い敷布団を買った。試しに一日、自分で寝てみたら腰がバキバキで立てなくなった。マットレスの偉大さよ……。



寝室改造でこだわったところ


こだわりたかったのは以下の3点。

・収納力
・長く使えるか
・私と息子は寝るところを分ける


収納力


ロフトベッドの部分で軽く触れたが、ロフトベッド下にはたくさんの物が置いてあった。今回の寝室改造計画にあたり、それらを捨てるか、整理をしなければならなくなった。
4割くらいは捨てたものの、冬用の布団や加湿器など捨てられないものも。別部屋のクローゼットにしまうには収納力が足りなかった。

そのため先ほど紹介した13万円のベッドフレームを購入。ベッドフレームの畳部分を持ち上げると、布団類やカーペット類をしまうことができる。最大幅は240センチ。セミダブル2つ分である。収納力としては申し分なかった。




長く使えるか


新生児期から使っていたベッドは、半年くらいしか使わなかった。8000円したのに。

子供用ベッドを買っても良かったが、長く使いたい!ということで、大人用布団で息子を寝かせることにした。寝返りがうてない時期だと窒息などの不安は残るが、今は楽しそうに転がっている。ふわふわの布団じゃなければ大丈夫だろうと判断し、ニトリの大人用布団を敷いた。



次にどこまでも寝返りする問題。床にまで転がって、頭をぶつけてはよく泣いているため、ベビーサークルは必須。

プラスチック素材だとぶつけた時の音がうるさく、テン様も起きてしまうので、メッシュ素材のサークルにした。幅が90センチあるので、私も余裕で寝れる大きさである。もう少し幅が小さいのがあれば買いたかったが、なかったので断念。


私と息子は寝るところを分ける


「赤ちゃんは添い寝ではなく、1人で寝かせたほうが良い」など、考えを持っているわけではなく、ただ単に私の寝相が悪い。

朝起きて180度回転していることもよくある。あれ、枕に足を乗せて起きたゾ……?

息子の寝返り見て、「寝相悪いね〜!」と笑っていたら、「いやアンタもすごいですよ」と主人に冷静につっこまれた(なお、主人は朝までピクリともしないタイプ)。こんな私と添い寝をしたら息子を潰しかねない。

そんなわけで添い寝という方法は最初からありませんでした。


チャックを開けて、様子見もできる


当日と後日談


ロフトベッドは分解し、「今までありがとう……」と感謝しながら粗大ゴミへ。6年近く使ったので、捨てるときは一縷の寂しさがあった。

ロフトベッドを捨てた日に、楽天から巨大な荷物が届き、主人と2人で組み立て(8割主人がやった)。1日で寝室改造計画は終了した。お疲れさまやで。

さっそく夜に、テン様を寝かせる。

テン様10人くらい入れそうなベビーサークル。いくらでも寝返りしていいぞ、と笑みを浮かべてたら、いきなりの大号泣。母乳をあげたりして何とか寝かせたが、その日は2時間おきに夜泣き。それが3日続いた。

3日目には私の方が限界がきた。夜泣きするテン様を抱きかかえ、自分のベッドに寝かせる。いつもだったら授乳クッションを使ってミルクをあげるのだが、人生初の添い乳に挑戦。テン様が寝たらベビーサークル内に移動させよう……と考えていた。しかし勢いよく乳を吸うテン様に安心したからか、気が抜けて、そのまま私も寝てしまった。

ハッと目を覚ますと、2時間くらい経っていた。やばい!テン様つぶしたか?!と慌てながら起きると、テン様は穏やかな寝息をたてて寝ていた。私の布団に大の字になって寝ているテン様。3割くらいのスペースで縮こまって寝る私。

寝相が悪い私でも、赤ん坊がいたら流石にぐるんぐるん動かないんだなーと変な感動が生まれた夜だった。

新しい寝室の環境に慣れたのか、夜泣きは2時間おきから4時間おきに。どうしても泣きやまないときは、何度か添い寝をしているが、今のところ大きな問題はない。

これでテン様が大きくなっても、2人目に恵まれて3人で寝ることになっても、何とかなる寝室が完成した。セミダブル2つ分の大きさがあるので、高校生くらいになっても使えるだろう。一緒に寝たくないとか言われたら……まぁベランダで寝かせるか(慈悲がない)。

それにしても「添い寝は絶対にしたくない!」と豪語していたが、いざやってみると、息子の穏やかな寝息を聞きながら寝れるので、「これはこれでいいな」と思いはじめた。寝ている間に自分が寝返りをうてないので、朝起きたときに体がバキバキになってしまうのが難点だけど。



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