テン様（子どものあだ名）が風邪をひいた。

1月中旬に越後湯沢へ行き、はじめての雪遊びやプールなどを堪能。

帰ってきて翌日、38度の熱が出た。

テン様が風邪をひくのは2度目。前回は夏の終わりで、40度ほどでた。

直近で主人がコロナになっていたこともあり、念のため病院で受診した。が、特に問題なかった。熱も1日経ったら、スッとひいた。

今回も「旅行の疲れが出たんかな」と病院へ行かず、自宅で療養することにした。

1週間続いた。

「熱出て3日目か…病院行こうかな」
→「あれ、平熱になってる。やっぱやめとくか」
→「また熱が出てきた？！」
→「病院の予約とれねぇええええ」

1人家で叫んでいたらいつの間にか1週間経っていた。すまんよテン様…。

鼻水が特にひどく、朝起きたら、鼻水が固まったもの＋鼻くそが服や髪についていた。自分でかめないの辛いねぇ…。

あとは「あぅあ〜〜うあうあ〜〜〜〜」と苦しそうに訴えられた。普段よりも喋って私に何か伝えようとしている。うぅ、赤ちゃん翻訳機が欲しい。

一方で、食欲は旺盛。おかゆもペロリと食べた。
あとはリビングでつかまり立ちしたり、ずり這いしたり、元気に過ごしている。

「そんな重症ではない、かな…」と若干の不安を抱えつつ、自宅療養を続けて1週間。やっと37度まで下がりました。よかったー。

子どもから風邪をもらわないのは無理

無理です（断言）

ウイルススチーマー

夜はほぼ添い寝状態で寝ていた。

眠りはじめると咳がひどくなるテン様。「大丈夫かな…」と不安を抱えながら小さな頭を撫でる。

すると「ゲッホゲホゲホ！」と勢いよく咳を浴びせられた。少しの遠慮もなかった（赤ちゃんだからね）。

一晩中、咳を顔にかけ続けられる私。顔にスチーム当てる保湿スチーマーを思い出す。マジであれのウイルス版である。

さらに風邪をひいてしんどいのか、頭を私に擦りつけてくることも。それ自体はかわいいのだが、朝起きるとパジャマの至るところに鼻水がついていた。
子どもが風邪の時は、ジェラピケとかは着ずに、ユニクロで安売りしたパジャマを着ましょう。

ウイルスって概念がない

赤ちゃんって、ウイルスの概念がマジでない（当たり前）。

そこらかしこで咳をし、ウイルスだらけの手であらゆる場所を触りまくり、顔に咳をかけまくる。

咳を浴びながら私は、過去の記憶がふとよみがえった。

子持ちの職場の先輩たちが、子どもの風邪から感染し、一家全滅になる記憶が…。

感染率100%か？というくらい、見事に全滅する先輩たち。その理由がよくわかった。これは工夫どうこうで何とかなる問題じゃない。

もちろん私も風邪をひきました。

大人は風邪のひきはじめに何とかする

唯一できる手段としては「風邪をひき始めたらすぐ薬を飲む」

風邪の子どもがいたら、予防はできないと考えたほうがいい。あらゆる場所にウイルスを撒き散らすので、100%感染する。

なので風邪をひくのを前提として、「ん？風邪かな？」と思った瞬間に、薬を飲むことにした。私は喉の痛みから風邪がくるタイプなので、違和感が出たらすぐにペラックT錠を飲んでいた。

この作戦がうまくいったのか、本格的な風邪をひく前に治ってくれた。風邪薬「ルル」を出している第一三共ヘルスケアのブログでもこう書いてあった。

風邪はひきはじめの対応が大事！

元気でいてくれる幸せ

1週間、風邪を出したテン様。食欲もあり、ずり這いもしており、体力的には元気いっぱいだったのだが、不機嫌なことが多かった。

そりゃ、体は熱いし、鼻水は詰まるし、気分は最悪だよね…。

常にズビズビ鼻水を垂らし、しかめっ面をしている状態。抱っこしてもあやしても、笑わない日々が続いていた。

1週間経ち、思わず主人に愚痴をこぼす。

「テン様の笑顔が見たい〜〜〜〜〜（ ;  ; ）」

あの無邪気でケラケラと声を上げながら笑う姿が見たい。
不恰好な歯を覗かせながら、楽しそうに笑う姿が見たい。

風邪をひく前は当たり前のように享受していた笑顔が、この1週間ほとんど見ることができず、私の心はさびしさでいっぱいになっていた。

そして風邪をひいて8日目の朝、熱は37度まで下がった。

体温計を持ちながらガッツポーズをする私。テン様も山を越えたのか、すっきりとした顔をしている。

寝起きウンチをしていたので、おむつを替え、腹あたりをくすぐると、

にこぉーーーー😊

と、笑った。

「うあああ、かわいいい」と腹に顔をうずめる私。「じゃまです」と言わんばかりに頭を蹴られた。

昼間も私がハイハイでついて行ったり、一緒にパチパチしていると、にこにこ笑いながら遊んでくれた。う、嬉しいよう…。

「元気でいてくれることが1番」とは口にはしてたけど、本当に！そう！！！！マジで痛感しました。

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