見出し画像

30歳、1年間の育児を振り返って。


テン様(息子のあだ名)が本日、1歳になりました。おめでとう!!

3000gとかで生まれた小さな命が、1年を通してどんどん大きくなり、今では7キロ超えに。

「すごいねぇすごいねぇ」と連発し、親バカを発揮した私と主人。「テン様の誕生日を祝おう!あと撮影しよう!!」とテンションに任せて予約したら、7万円くらい使っていた。

たぶん親戚からお祝いとかもらえるから…大丈夫だから……。

テン様が1歳になったということは、私と主人も親になって1年。

今回はせっかくなので1年の育児の振り返りをしてみます。



育児ってコスパよすぎる


言い方アレなんですけど、育児ってコスパが良すぎる。

テン様のやわらかな薄い髪を撫でるときも、目が合ってにっこりと微笑んでくれるときも、常に幸福を感じている。毎日しているのに全然飽きない。

10,000円の舞台チケットを握りしめ、推し俳優を見にいき、目があったら「きゃー!」と舞い上がるような感覚。あれが毎日味わえるなんて、コスパが良すぎる(2回目)。

え?養育費?

推しが幸せなら実質無料なので……。
(ダメなオタクの図)


出産前までは「育児って大変なんだろうな…」と震え上がっていたのですが、
いざやってみると、育児って楽しい。

もちろん寝不足にもなるし、なんで泣いてるか分からないし、自分の時間は取れないし…自由がなくなる感覚はある。けれど、それ以上の喜びが育児にはあった。


生後2ヶ月で「ぁ〜〜」と儚いクーイングをしていた時は、声が聞こえるたびに駆け寄っていた記憶がある。笑顔のセットもいただけた時は、かわいすぎて布団の近くで悶えていた。


生まれた時はブカブカだった、50サイズのロンパース。

生後4ヶ月で着れなくなり、箱にしまった時は「大きくなったなぁ」としみじみした。今は80サイズの服を着ている。大きくなったなぁ。



生後7ヶ月でおすわりをしたテン様。
ホテルのベッドの上で、ちょこんと座り、顔はドヤ顔のテン様。ぎゃんわいい。
主人と私で盛大な拍手をテン様に送りながら、大喜びした。


最近だと支えがあれば立てるようになったので、
私がしゃがみ、ぎゅーとハグする毎日。

縦抱きハグとはまた違った感覚。両足で頑張って踏ん張り、私の背中にしがみついてハグをしてくれる。ちっちゃい!かわいい!!と心の中で叫んでいる。


ショッピングモールが1.3倍になった


何度も行ったショッピングモール。出産後は、子ども向けの店や遊び場へ行くことが増えた。テン様が産まれるまでは足さえ踏み入れなかったエリア。

行きつけのショッピングモールにこんな場所があったのかと新鮮だった。体感1.3倍くらい広くなった。

授乳室やオムツ替えができるスペースもあれば、子どもが無料で遊べるエリアもある。行くたびにありがたみを痛感する。すごいよ…ありがたいよ……。

服や離乳食を売っている店、撮影スタジオ、美容室……出産前には目にも入らなかった子ども向けサービスの数々。出産前とは見える景色ががらっと変わった。

育休中は本当にお世話になりました。リアルに週4くらいで通っていた。これからも通わせていただきます!

家が0.6倍になった


広くなったショッピングモールとは反対に、家は狭くなった。

洋服・哺乳瓶・離乳食・食器・テーブル・絵本……などなど、テン様グッズがあふれている。体が小さいから洋服もかさばらないのでは?と思いきや、すぐにサイズアウトするのに捨てられないため意外と場所を取る。

リビングには昼寝用に常に布団が敷かれ、キッチンに入らないようにベビーゲートが設置された。
さらに使わなくなった育児グッズが物置部屋に山積みになっている。

床には絵本やおもちゃたちが散らばっている。ソファーの下からは100均で買ったボールが発見され、洗面所には何故かガラガラが落ちていた。

出産前より家が0.6倍くらいになった気がする。

こればかりは人ひとり増えたんだから仕方がないと諦めている。しかしこのままだと家がどんどん狭くなっていく可能性大。なので育休あける前には、ジモティーやメルカリを駆使して育児グッズの断捨離したいな…一回しか使ってないやつもあるよ……(遠い目)。


世界が広がった1年間


テン様が産まれて、物理的な広さの変化があったのと同時に、見える世界の広さも変わった。

ベビーカー押して散歩していると声をかけられることも増えたし、反対に自分から「かわいいですね」と子連れの親御さんに声をかけることもあった。

役所の壁に貼り出された子ども向けイベントに目を通すようになったし、
企業が主催しているママ向けイベントもチェックするようになった。

離乳食を食べること、歯を磨くこと、おもちゃで遊ぶこと…子どもの一挙一動が何かしらのイベントやサービスにつながっていて驚く。
情報が溢れすぎて悩むこともあるけれど、「私がやってみたい」と「テン様が喜びそう」の2つの最大公約数を意識して、イベントやサービスを選んでいる。


noteにいろいろ書いて思ったのは、「子育てをしたら社会が見えてきた」ということ。

出産前も社会の一員として働いていたけど、
日本という国で、色々な人と関わって生きていると実感したのは、テン様が産まれてからのような気がする。

育児のさまざまな補助を受けられるのは、誰かが働いて税金を納めてくれたから。
ベビーカーで快適に散歩できるのは、誰かが道を整備してくれたから。
子育てのイベントに参加できるのは、誰かが企画してくれたから。

生きている上で、見ず知らずの人に感謝を伝えたくなったことって今までなかった。こんなふうに考えが変わったのは、やっぱりテン様が産まれてくれたからだと思う。
30超えた大人の考えを大きく変えるなんて育児ってすごい。なんて学びのある期間なんだろう。

子育ては子どもだけじゃない、親も育てられるものだと学んだ1年でした。


改めてテン様、1歳おめでとう!すごく幸せな1年間をありがとう。
ゆっくり大きくなってね。




お読みいただきありがとうございます!
ぜひ下の♡を押してくださると嬉しいです!



この記事が参加している募集

子どもの成長記録

育児日記

いただいたサポートで、だいすきなリンツチョコレートを買います🍫