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太陽系時空間地図『地球暦』と私

地球暦は太陽系を1兆分の1に縮尺した時空間の地図である。

地球暦は文字通り太陽系の時空間の「地図」なので、万人が使える。使い方は人それぞれ、使う目的も人それぞれだ。

私は地球暦と暮らしてから5年が経つ。私にとっての『地球暦』とはなんだったか文章にしてみようと思う。

2018年に地球暦に出会い、一目惚れした。
もともと宇宙への憧れがあったので(子どもの頃から「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」、「レンズマン」が大好きだった)、太陽系が~銀河中心方向が~冥王星が~、今の宇宙が📍(惑星ピン)でここにマッピングされるなんて、なんとたまらん。こんなすてきなこと考えた人まじ天才!(杉山開知さんという方が考案者です)とテンションあがって、うきうきと家に連れて帰ってきたものの…

さて、、、
📍を毎日動かすのは分かる。
でも、それで・・・・?それが・・・・?

地球暦は太陽系ががあるようにそこにあるだけなのに、
なぜか私はそこに意味を見出さねばと思っていた。

勉強している占星術と結び付けて有効な使い方を探そうとして、
地球暦の前でいつも頭を忙しくしていた。

そうして、
これが何になるんだ。これが何の役に立つんだ。これはどういう意味を示しているんだ。
📍を動かすのも義務になってくる。

いつも時間がない、時間がないのに、と焦っていた。
ああ、もう今日になってしまった…と。

そうして、地球暦のことを考えるのもみるのもつらくなった。
でもなぜか地球暦から離れたくなかった。

ただ、地球暦の前に座ることにした。

毎朝コーヒーを飲む時間は、地球暦の前と決めた。
ぼんやりと地球暦を眺める。ただそれだけ。
地球暦の前にいる時間が楽しくなった。

ある日ふと、
地球暦と私の心が呼応しているような気がした。
なんとなく。

どうしても📍を進めたくない気分の時は進めなかった。
私はここにまだいたいの!と、わざと📍を動かさない日も結構あった。

地球暦と遊べるようになった。
地球暦をぐるぐる回して、実際の空(太陽)にあわせたり。
太陽系最遠の天体、冥王星目線で、冥王星気分で太陽系を眺めたり。
地球目線で周りを見回したり。
いつのまにか、夜空で金星、火星、木星、土星がわかるようになっていた。

一兆分の1の太陽系お茶の間地球暦をとおして、
目の前に広がる空と私の心とつながっていった。

地球暦ワークシートで振り返り、俯瞰して、
月の巡り、地球の巡りと、私の心の変化に気づいてはニヤニヤしている。

日々、月々、年々、地球暦の前に座る私の心は変わっている。
地球暦は私の心を映し出す。

今日が昨日になり、明日が今日になる。

私が📍を進ませたくないときは、過去に執着があるとき。(割と多い)
まだ進めない、まだやり残している、まだ準備できてない。

それでも、
📍をさすことで、私の芯が決まる。

地球暦が「白地図」であることの意味。

私は
「どう生きてきたか」だけをみてきた。

「どう生きるか。」
「今からどう生きたいのか。」

2023年春分に向け、
初めて地球暦に目標を書き込む。


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