美馬沙侑穂(みまさゆほ)

自分を知りたい人。占星術やタロットは知らない私を知るためのもの。夫は私の天王星?二人で…

美馬沙侑穂(みまさゆほ)

自分を知りたい人。占星術やタロットは知らない私を知るためのもの。夫は私の天王星?二人でいる必然を形にしたい。本と植物と夫、そして、お家にいることが大好き。梨木香歩・村上春樹・吉本ばなな・岡野玲子の世界に心が満たされる。

最近の記事

無意識の選択と占いと

なんとなく浮かんだ質問。 まさかその質問をすることによって、真逆の選択をすることになろうとは…その時は思いもよらなかった。 * きっかけは、エリさんのnoteにスキ💗をしたときに出た「アストロダイス振るよ!」というメッセージ。 それが出たらアストロダイス鑑定をしてくれるのは知っていたし、何回か出たことがあったのだが、特に聞いてみたいこともなくスルーしていた。 今回は、折角出たし、なんか聞いてみようかなぁと思ったのだ。 エリさんの鑑定を読んだとき、質問の全体像がみえた。

    • 子どもの頃に印象に残った物語と人生

      子どもの頃に読んだ物語がずっと心のなかに残っていることがある。忘れていても。 小学年1年か2年の頃だったと思う。 『古事記』を読んで疑問に感じていたこと。 それは、国生みの場面。 天の御柱をイザナキ(男神)が左から、イザナミ(女神)が右から廻り、2人がめぐり逢ったとき、イザナミ(女)がイザナキ(男)に先に声をかける「あなにやし、えをとこを」。それからイザナキが「あなにやし、えをとめを」と声をかける。こうして、脚の立たないヒルコが生まれる。その子を葦の舟にのせて流す。も

      • 「君たちはどう生きるか」へのいまの私の応え

        前情報が一切無いということさえ知らず、映画の公開日すら知らず、 たまたまフォローしている方のNOTEのタイトルだけをみて公開されたことを知り、その夜、友人と観に行った。 観終わった後、友人に何か感想を言おうとした。 いかにも知ったようなことを言う私がいた。 この場面は○○を表していて、この登場人物は○○的な象徴だ、というような。 「よくわからない... けど、観てよかった。」 これだけが、私の本音の感想だった。 なぜ観てよかったのか、 私の中でカタチになっていくのを待

        • 太陽系時空間地図『地球暦』と私

          地球暦は太陽系を1兆分の1に縮尺した時空間の地図である。 地球暦は文字通り太陽系の時空間の「地図」なので、万人が使える。使い方は人それぞれ、使う目的も人それぞれだ。 私は地球暦と暮らしてから5年が経つ。私にとっての『地球暦』とはなんだったか文章にしてみようと思う。 ✭ 2018年に地球暦に出会い、一目惚れした。 もともと宇宙への憧れがあったので(子どもの頃から「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」、「レンズマン」が大好きだった)、太陽系が~銀河中心方向が~冥王星が~、

        無意識の選択と占いと

          『すべて私のせい』という信念と”特別感”

          今朝、コーヒーを淹れながら、ふと思い出した。 入学式の日に、 友だちにと待ち合わせの約束をしていた。 友だちは、約束を忘れて先に学校に着いていた。 私は、待ち合わせの場所でずっと待っていた。 私は待ち合わせに遅れちゃいけないと、 いつもよりずっと早く家を出て、その場所で待っていた。 友だちはいつも早く来る子だから、 約束の時間が近づくにつれ、私はどんどん不安になってくる。 時間を間違えたかな。 この場所であってるよね。 なにかあったのかな。 三叉路にひとり立ってい

          『すべて私のせい』という信念と”特別感”

          なかったことにしないで。

          14歳の彼女の生き方は、常識に照らし合わせると、 人生を棒に振るとか、台無しにするとか、そういうことになるんだろう。 彼女がそういう生き方を選んだというより、 そうするしかなかった。 まだ子供だったからとか、純粋だったからとか、ではなく、 彼女が自分自身であるために譲れないものだったのだろう。 私は、そうするしかなかった彼女を美しいと思った。 世間でいわれる、転落した、道を外れた、ということであっても。 (以降、ネタバレ含みます) 切りそろえられた黒髪、澄んだ眼差し

          なかったことにしないで。

          負った傷は、大人になったら自分で治すよ。

          私の傷の根底には母との関係がある、ということ。 それは、自身の経験から知ってはいる。 知っていはいるが、それでも、誰かから言われると微かに反感をもってしまう。 じゃあ、あなたはどうなの?と。 ☽ 青子のこの言葉は、なぜか、私の心に”すとん”とはいった。 「よい恋愛、よい結婚、良い出産、よい子育てへ、道は真っ直ぐに続くと意識すらせずに信じていた」青子。 生まれて間もない子を亡くし、離婚をし、実家に身を寄せ、 「どれだけ辛くても、もう二度と体の外に出せない悲しみのかたまり」

          負った傷は、大人になったら自分で治すよ。

          思っていることを文章にすることの困難さ

          本を読みながら、noteを読みながら、映画やアニメをみながら、または、 誰かの言葉を聞きながら、 私は「そう!そう!そうなんだよ~!」「あぁ!そうだったのか!」と思う。 そうして、うれしくてたまらない気持ちになる。 それは、 私の内にある思いが、言葉、文章、物語という 目にみえるカタチでこの世界に表されたことに、深い喜びを感じるからだと思う。(大げさかもしれないけれど) 思いというのは心の方向性のようなものかもしれない 茫洋として混沌としてもやもやとして、つかめそうでつ

          思っていることを文章にすることの困難さ

          1ミリも無理したくないって思ったほんとうの気持ち

          私にとって「無理をする」という言葉は、言い換えると、 私がしたくないことを、1ミリもしたくない。ということだった。 したくないなら、しなければいいじゃないか、ということになる。 いたってシンプル。 だけれど、 どこかで”すべきだ”と思っている私がいるから、 「1ミリも無理したくない」って思いがでてくる。 ”したくない”と思っている私 VS ”すべき”と思っている私。 いつまで経ってもその2人は平行線。(両方私なのだけど) 彼方を立てれば此方が立たず。(あちらもこち

          1ミリも無理したくないって思ったほんとうの気持ち

          その人が表れる言葉が好き

          スミレの花が咲くこの頃になるといつも思い出すのは、 数学者 岡 潔 のこの言葉。 この「はしがき」をずっと読んでいる。 読み切れなくてずっと読んでいる。 読んでいると呼吸がしやすくなってくる。 なんでだろう。 春の野に、群れ咲く一面の草花。 吹き渡る風にそよいでいる。 わたしは一輪のスミレになり、ただ存在する喜びを思い出す。 「はしがき」を読むたびに、そんな心地になる。 人の中心は「情緒」である、「スミレ」のように咲けばよいと、言う人。 こんな言葉を使う人は、どんな

          その人が表れる言葉が好き

          泣いてたらだめだ、考え続けられなくなるから

          主人公の僕(コペル)は大切に思っていたユージンを裏切っていたことを 2年以上もの時をおいて知ることになる。 正確に言えば、 あのとき本当は分かっていたのに、自分をごまかし続けていたことを思い知らされることになる。 大義名分の威力に負けて、自ら進んで思考停止スイッチを押し、それが「正しいこと」だと自分に信じ込ませることができる自分。 真実に打ちのめされ、このまま立ち上がりたくないほどの絶望感の中で、それでも、何となくその場に合わせた行動がとれる自分。 そして、僕自身を「裏

          泣いてたらだめだ、考え続けられなくなるから

          私が私になりたい

          私が私になりたいと思うのは、息をする方法を手にいれたいと思うのと同じだ。 主人公の「照美」のこの言葉は、私たちが感じている想いではないか。 ✭ 私たちには生まれた時から役割が与えられる。 社会で生きるために、 両親、そして、所属する集団に受け容れられるために。 息子・娘として、長男・長女として、孫として男性・女性として、友人として、社会人として、○○の社員として、夫・妻として、父・母として… そして、その役割を自覚するよう周りから促される。 こういう場合は、こう言

          私が私になりたい

          清盛の最期の言葉に思うこと

          【注】アニメ『平家物語』の”エピソード7”のネタバレ含みます。 アニメ『平家物語』の清盛の最期の言葉。 「徳子は、まだへそを曲げておるのかのう…」 現世での望みは果たした。ただ、源頼朝の首を討ちとれなかったことが心残りだ…と、 執念を表した後の、ふと、我に返ったような表情で独り言のように。 その言葉を聞いた途端、こみあげてくるものがあった。 かなしみ、切なさ、愛しさが綯交ぜになったような 泣きたくなるような感じ。 なぜ、そう感じたのだろう。 史実や実際の平家物語と

          清盛の最期の言葉に思うこと

          こんにちは。

          はじめまして。 私は美馬沙侑穂(みまさゆほ)といいます。 約25年ITエンジニアとして働き、その間、結婚・離婚・再婚、 2018年に東京から実家のある愛媛に戻り、現在は図書館司書、そして、 夫と共にUnison✡works(ユニゾンワークス)という活動で占星術をベースにしたクラス、夫とのコラボセッションなどを提供しています。 今でこそ、 ✭ 自分を知るって、自分を生きることなんだよね ✭ パートナーに自分を投影すると、容赦ない反撃くらうよね ✭ 自分を知った分だけ、パー

          わたしの感覚する世界に委ねる

          きっかけは、岡崎直子さんのトークライブ を聴いて、モーニング・ページ、面白そうだなぁ、ちょいとやってみようかなぁと思ったら、家に本があった。 『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』 ジュリア・キャメロン著 / 菅 靖彦 訳 サンマーク出版 おっとは、オリラジあっちゃんのYouTube大学で紹介されていて、購入したらしい。(ちなみに、おっとはやってないw) なんということでしょう!!わたしのために(笑) と、たまたま、牡羊座新月の日から、「モーニング・ページ」を

          わたしの感覚する世界に委ねる

          春分から《清明》へ

          第7候から第15候まで、一気振り返りの後半。 太陽が魚座15度~牡羊座27度の空間を進む間、私のネイタルのキロン、土星、IC、月、ドラゴンヘッドを踏んでいった。 《春分》第11候・桜始開(さくらはじめてひらく) 「自分を案内するもの」 金星と地球が結んで開いて美しい軌跡を描く巡りの中で 結んだ意図が開いて結果を表す。 去年の、終わりであり始まりである6月4日にどんな意図を受けとったか。 今回の3月26日開きは、ネイタル3ハウスの土星を 太陽と金星が同時に踏んでいった。

          春分から《清明》へ