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明日雪が降るみたいだから、仕事は休みにしようと決めた話

自分の頭で考えてから決めるクセ

いくら会社に所属しているからと言って、社長や上司の理不尽な命令や指示には耳を貸さなくても良いと思っている。

社員や職員の前に一人の人間である。
仕事だけが取り柄の生物ではない。

明日は首都圏でも積雪が予報されている。
交通機関の乱れが予測でき、電車やバスが雪の中で正常に動くのは難しい。
赤道直下の国ではないのだから、「雪への耐性」とでも言うのか。

とにかく安全に時間を過ごす術くらいはいくつか頭に入っていて当然であるが、
私の会社では通常勤務を課している。(前日21:00現在)

自然の力は見くびってはいけない

いつからなんだろう。

自分の安全や健康を保つものが外から与えられていると勘違いしているのは…
コロナ禍の時もそうだった。

労働の対価として給与をもらっているわけだが、仕事に集中できる環境でない時には潔く出社させず自宅でリモートワークなどに切り替えたり、安全が確保できるまでは自宅待機を促す配慮をするものだろう。

真面目な仮面をかぶり勤勉という呪いにかけられた人間にはなかなか湧いてこないアイデアらしい。

業務上、車での移動がメインなので積雪と聞くと足元が気になって仕方ない。
訪問車のタイヤはノーマルのものであり、スリップや衝突の危険性もますます高まってしまう。

まずは自衛。
慣れない環境での運転、帰路の交通事情など加味すれば外出を控えた方が懸命だ。

危険を冒してまで行う価値のある仕事である、と自分の頭から出た答えならいつも通り出社したら良い。

電車走るか分からないし、もしかしたら雪も降らずに車の流れもスムーズかもしれないから念のため出社しよう、という考えには賛同できない。

希望的観測、最悪の事態を想定せずに都合の良いことをアテにしている。
それか自分だけ休むのは気が引ける、という軟弱者もいたりする。
怪我をしてからでは遅いのだ。

人生においての優先順位をつけているのであれば、毎月のサラリーをトッププライオリティに置くことがいかに愚かなことよ。
手段の目的化も甚だしい。さらば企業戦士たち。

「仕事するよ!もちろん」と鼻息荒い上司。
明日の勤務について私が確認したときの返答である。
期待しないで正解だった。

すでに明日のお客さんには事情を説明して週明けに振り替えてもらった。
これで気兼ねなく雪景色を拝めることができる。

赤信号はみんなで渡っても赤信号なのに。
皆様もお気をつけてお過ごしください。


毎朝音声配信もあげていますので良かったらぜひ♪





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