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晴耕雨読の過ごし方、天気が悪いときはスローにメロウに。

天気が近ごろ良くない。春の気配。
花粉症もそろそろ本格化するし。

三寒四温のこの時期は気温差や気候の変化が目立ち、体調不良に悩まされている人も少なくないのではないだろうか。

気圧の変化が原因で自律神経の乱れを引き起こすらしい。


子どもの頃は感じなかったが、「気象病」という言葉を認知してからはなんとなく重たい雲が広がる日は気分が憂鬱である。

特に倦怠感、感覚過敏、情緒不安定に私は悩まされている。

日本では約10人に一人は天気の影響で不調をきたす人がいると言われているが、体感ではもっと多い気がする。

自分の不調の要因が分かれば後は対処の仕方を考える。
心身を休め、負担の少ないことを行う。
具体的には…

ジタバタしない。(不必要な外出や会合を控える)
1日の作業量を減らす。(翌日に繰り越せる家事や仕事はしない)
精神活動を抑える。(読書や学習を控える)

そしてできるだけ刺激の少ない環境に身を置くことを心がけている。
子供がいると自分に対してケアする時間を後まわしにしがちである。
そういう状態のときはAmazon Primeやipadを与え、時間を決めて遊んでもうことにしている。

我々の祖先を辿れば農耕民族であった。

古墳人は、弥生人が持っていない東アジア人に多く見られる特徴を持っていた。さらに、現代日本人と遺伝的な特徴がほぼ一致することも判明した。
朝日新聞

現在では技術の進歩により、昼夜気候季節に関係なく経済活動は流れている。
晴耕雨読で過ごす人が大勢だったのは、長い歴史のなかで見ればつい最近の出来事である。

雨の日は家の中で書をひもとき、勉学に勤しむ。
晴れた日には地を耕し、食料を確保したり備蓄に励んだ。

人々は自然に寄り添いながら、その日の暮らしを柔軟に営んでいた。

常に一定のパフォーマンスを保つこと自体、不自然な行為ではないか。
無理してペースを変えずに続けていれば、心身の不調をきたすのも当然だ。
良い時もあれば悪い時もある。波があって当然と受け入れる。

それをあたかも「怠け」や「サボり」と他人に矢印を向けてくる人もいる。
そんな声には耳を傾けず、しっかりと休もう。

最近のお気に入り。心が楽になるイラストと文章がツボ。

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