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アウトプットはインプットから、再び読書に浸かってみる

1ヵ月の読書数は「0冊」のが約半数

「活字離れ」を感じている人は約8割もおり、年代別では「20・30代」の「活字離れ」が多い統計だ。

ネットメディアや各種SNSで情報収集することに慣れて、環境的にも一冊の本に注意するのことは今の時代とても困難になっているのかもしれない
自分もその一人になりかけていた。

こちらの本を読んで文章修行中。書くことは生きること。
ページを操るたびに腹落ちしてしまう。

ライターにとっての「書く」は、広い意味で「読む」も含まれている。書くことと読むことは、引き手と押し手だ。(中略)書くこととは、すなわち読むことでもある。いつ書くかという問題は、だから、いつ読むかという問題でもある。

P251より

具体的な読書法は「プロならば1日最低2時間」

うち1時間を、①日本文学(古典)、②海外文学(古典)、③社会科学あるいは自然科学、④詩集(短歌・俳句)の4ジャンルから、それぞれ15分ずつ、そして、残りの1時間は好きなものを読む。

P253〜

気が遠くなるような、すぐにでも取り掛かれそうな、経験したことない習慣。
ただ闇雲に本を取るだけではない。

国家にとって有為な人材、企業の都合が良い人材では生きられない人に古典文学の表現を参考にするように著者は勧めている。

言葉が違えば、世界にの認知も変わる。
異なる地域で暮らす人々の価値観にも触れること。
もともと「愛」「哲学」という概念は日本にはなかったのだから。

現在の取り組み、スモールステップから

今週から意識して読書をしている。

通勤時間がだいたい電車片道20分。
行きと帰りで違う本を読めれば半分達成する。

あとの半分は仕事中の休憩時間に一冊、帰宅後夕飯の前後に一冊で計4回の読書機会を作った。

ただ本の中身が偏ってしまい、続きが気になるということで、行きも帰りも同じ本を読んでしまったり、休憩中に作品に没頭したりして、時間超過してペースがなかなか続かないのである。

それでも今までの気の向くままの読書習慣に比べれば、スマホで暇つぶしていた時間が減り、活字との格闘や報いを受けたりして脳みそに良い刺激が入っている実感はある。

とりあえず手にした本は文庫サイズで薄いもの。
2冊持ち歩くため軽く嵩張らないものを家の書庫から一つかみした。

読んでいて世界観に入りやすいものとそうでないものがある。
無理に納得や、理解を自分の脳には期待せず字面を読んで言葉やノリ、言葉遣いなどに注意を払っている。

映画やドラマに比べたら圧倒的に情報量が少ないので、自分の想像力、知識や経験を頼りにしてもなかなか歯がたたない。

初めて入った部屋の家具やオブジェが、どんな意味をこめて配置されたのかを見出せないように。ページを行ったり来たりしないと、なかなかストーリーが展開しないこともしばしばある。

こうやって言葉とイメージを繋ぎ合わせる作業を繰り返すことで、伝え方や伝える言葉を増やして、自分の表現を作っていくのだと、凡事徹底させていきたい。


音声配信もほぼ毎朝あげてますので、良かったらぜひ♪




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