こんにちは。

プロップスタイリストでデコレーター（VMD）、全国９支部のスタイリングSCHOOLとスタイリスト事務所を運営している　二本柳志津香です。

実はnoteを最近始めたばかり、２回目の投稿です。
宜しくお願い致します。

前置き

最近、ここ２年くらい撮影現場に行くと、撮影クルーの中で大体私かカメラマンさんかプロデューサーさんかのどちらかが一番年齢が上と言う事態が起きます。

広告撮影の現場は少なくて６名くらい、多いと２０名以上のクルーが動く現場になる訳でその中での話しです。（＊この場合クライアント様は抜いてあくまでクルーで考えます）

Oh～～～！てーへんだっ！いや人生１００年時代、深く考えずとも・・・いやいやいや。

そんな私の導きだした答え、それはヤザガクの校長先生。
↓ヤザガクを知らない？そんな方はこちらを読んでねっ。

業界の４０歳ルールは本当か？

前前職で私が初めて撮影と言うものに参加したのは１４歳でした。
ラビナと言う駅ビルの春の特別なカタログ、３０着以上の洋服を着てカメラの前に立つはずが、全然ポージングができずカタログに使用されたのはたった７着くらいっだった記憶があります。

当時の私が感じたのは、撮影ってカメラの向こうにいる人が主役なんだという事。

当時の私にとってのカメラの向こう・・・カメラマンさん、メイクさん、各ブランドの方、スタジオさん、メイクさん、スタイリストさん、マネージャー。この人達に「いいねっ」「可愛い」と言われ、思ったように動けないとダメだな～、１つの作品をみんなで作っているんだなー。と中学生の私が初めての撮影現場で感じたことです。

そして今、私はカメラのこっち側の人を１4年以上やっています。編集部にいた頃を足すと、そうとうになってしまう自分が怖い。現役時代から３０キロ近く太り・・・いや置いておこ。その話・・・。

当時から「４０歳ルール」についてよく話されます。

去年だったか、一昨年だったか、コロナ禍の広告撮影でカメラマンの男性と「４０歳になるとさーみんなこうゆう現場からどんどんいなくなっていくからさー」と言うカメラマンはたぶん４０代。

その時の私は、いやいや４０代５０代でも活躍されている方沢山いるから大丈夫だーなんて思っていました。

それが・・・３８歳になり４０歳が近くなると急に４０歳ルールが気になる？いや気にしなくていいんだけど、撮影が続くと腰が痛い。いや気のせい、気のせいであれー－－－。

現役スタイリストをやりながらスクール運営とスタイリスト事務所を経営するという事

私事なんですが、今年外部から初めてスタッフさんを採用しました。

これまでは、弊社のスクールから採用していたのですが、今回初めてInstagramのストーリーで募集したんです。

私のところへは１年に２０人近く、アシスタント募集の問い合わせやスタッフ募集の問い合わせを頂きます。

面白いところで言うと、ある日家の前でアシスタント希望さんが出待ちしてくれていた事があり、それにはもう大爆笑でした。（３年前建てた自宅の１階がアトリエスタジオなのです）

↓カッペの私が、自由が丘エリアに、コレ建てました。小さいけど。

私なんぞが、熱いオファーいつも有難う御座います。

で、もって初めての募集。

クールビューティー、話したり笑ったりするとチャーミングな高学歴美女を採用できました。奇跡！！

はいっ。現場仕事やリースも資料作成も全部１人でやりながら、スクールを経営しながら、自身も講師でお教えしながら、予約の管理やメールをやりながら、現場に行きながら、支部とも連携を取りつつ、と要領よくやっているつもりでしたが、数年前からその生活は破綻し始めました。

やり始めた頃はポツリポツリのスクール予約も今では一日数件、支部は９つ、２０００人以上の団体になり、皆が私を助けてくれている有様。

３０も後半になるともう寝ないで働く事が辛いと判断し、今中の人は５人になりました。

理想の５０代が現実世界に１名、アニメの世界に２名

いつまで私が現場に必要として頂けるのか・・・。

必要とされるように精進し続けるのはもちろんの事である。

でも、気が付いたら現場で「私が他が入っている日でも、ほかにうちからスタイリストもいますし、メニュー開発もできるフードスタイリストもいるので、今後も宜しくお願いいたしますっ！」って口にしている昨今の私。

でもって、考えてみました。
５０歳になった私はどうあるべきか。

答え。ヤザガクの校長。

それにはさー、ちっちゃい心を縦横斜め右広げまくる練習からだなまず。
うちのスクールに入ってきてくれる皆の１番の応援団になれるよう、縦横心をめん棒でのばしまくります。