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アメリカでHCを取得する〜出場まであと6ヶ月

アマチュア・トーナメントに参加するためには、

まず、HC(ハンディキャップ)を取得する必要があります。なぜなら、ほとんどの大会で参加できるHCの上限が決まっているからです。

HCの算出ルールは、WHS (World Handicap System)で決められていて、アメリカのUSGA (United States Golf Association)や、日本のJGA (日本ゴルフ協会)もこの方法を使用しています。つまり、アメリカでも日本でもHCを聞けば、その人の実力がすぐにわかります。

USGAのHCを取得するためには、USGAに所属する地域(州)のゴルフ協会のメンバーになるか、自分が所属するプライベート・コース経由で申し込むことが必要です。私はプライベート・コースのメンバーではないので、自分が住むテキサス州のTXGA (Texas Golf Association)の会員になりました。TXGAのメンバーになると、トーナメント情報やイベント情報も入手できます。年会費は$44でした。

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会員になると、GHIN (Golf Handicap Index Network)というシステムを使用することができるようになります。このシステムにスコアを入力することで、HCが付与されます。昔はゴルフ場にあるキオスク端末にスコアを入力していましたが、今はWebサイトやiPhone 用のGHIN Appでも、スコアを入力することもできるようになったのでとても便利になりました。

以下は、GHINのWebサイトでホールごとのスコア入力している例ですが、ダブルボギー+ハンディキャップ・ストローク以上は入力しないというホール・スコア調整ルールに基づき、トリプルボギーを叩いている14番はスコアが自動調整されているのが分かります (ADJ. SCOREの部分)。

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コースによってはGHINにホール情報が登録されていない場合もあるので、その場合は、自分でホール・ハンディキャップを計算して、以下のように調整後のトータルスコア(Front-9 /Back-9)を入力することになります。

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ホール情報が登録されているコースについても、トータルスコアで入力することが可能ですが、ホール毎のスコアを入力することをお勧めします。そうすることで、自動的にホール・スコア調整もしてくれるし、各Par3/4/5の平均ストローク数などの統計情報も見ることができるからです。

さらに、プレイ中にiPhoneのGHIN Appでティーショットのティーショットの方向、ペナルティ数、バンカー、パット数などを入力することで更に詳しい統計(以下の、Advanced Status)を見ることもできますが、私はコース上ではGolf Padという別のAppを使ってスコア入力しているのでGHIN Appは使用していません。

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ちなみに、ホール・スコア調整など、HCの基本的な仕組みについては、以下の記事を参考にしてください。

また、GHINのスコア入力方法については、英語ですがColorado Golf Associationの動画が非常にわかりやすいです。

PART 1: How to adjust and post a total score in the new GHIN system (ホール・スコア調整とWebでのトータル・スコアの入力方法)

PART 2: How to post scores on the new GHIN kiosk the easy way! (GHINキオスク端末でのスコア入力方法)

PART 3: Hole-by-hole score posting on the new GHIN Mobile app (GHINモバイルAppでホール毎のスコアを入力する方法)

ということで、最近のスコアをGHINに入力しHCを取得しました。以前の記事で紹介したように、過去20回分のラウンドのうち、良いスコアから8つだけがHC算定対象になります。以下のHCカードの 「*」がついたスコアが対象です。

(ちなみに、70台を出したと思ったら、翌日90近く叩いたりと、なぜ安定しないんでしょうね。ゴルフって難しいです。。。)

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現在のHC Indexは4.3。参加を目指すシニア・トーナメントの参加条件はトーナメントによって違いますが、6.4や8.4なので、一応参加資格ありですが、これを全シーズン通じて維持できるかが問題です。

次回は、参加を目指すアマチュア・トーナメントについて説明します。


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