多分セロトニン的幸福
はじめ
基本毎日コーヒーとかのカフェインを飲んでた。
で、アドレナリンとドーパミンが出てわくわくそわそわしてる状態が好きで、そういうのが人生だと思ってた。今もだいぶそう思ってる。
でもそれによって胃腸とか自律神経の状態が悪くなって、軽い慢性不調になってんじゃないかなって疑い始めた。
色々サプリとか専門医の漢方とか試してたら、普通に結構体調良くなったのと、セロトニン的な幸福感というか、温泉上がりみたいなほわほわ感を享受する日常の良さみたいなのがわかってきたので、やったことをまとめておきたい。
いきさつ
カフェインによる不調っぽいやつ
そろそろ落ち着かなければいけないと思った。
それは社会的な意味じゃなくて、物理的といったらいいのか生理的といったらいいのか、
とにかく、俺は何かをするときに、常に臨戦態勢というか緊張状態にあることに快楽を覚えていた。ドーパミン中毒に近いかもしれない。
そうするため、コーラとかを飲んで朝一番にカフェインを取るのが習慣になっていた。
ある日、「ベター・コール・ソウル」という海外ドラマを見てた。
ライバルの弁護士の信用を落とすため、あいつを薬物中毒者に仕立て上げてやる!という話の中で、コカインを吸ったように瞳孔が開く薬が出てきた。
主人公がそれを試すと、普段青い瞳のほとんどが黒になった。
それを見て医者が一言放った。
「寝起きにエナジードリンク一発ってとこだ」
この台詞を聞いて、俺には気付いたことがあった。
わざわざ「寝起き」と言ってるのは、寝起き以外にエナジードリンクを飲んだ場合、ここまで顕著な効果が出ないということだと思う。
それで色々調べていると、カフェインを空腹時に取るのは消化器系に掛かる負荷が高く、不安や緊張を高めやすくなるとのことだった。
俺は朝起きて飯を食わずにコーラを飲んでたし、結構な頻度で胃腸がぐるぐるして、焦燥感に駆られてた。
それが生きてるって感じというか、それこそが生きてる感覚だろうと思っていて、スローライフというのか、ゆったりと生きているのは何が楽しいのかと思っていた。
だけど、軽い慢性の不調があって、記憶の限りではこれの始まりはいつでもコーラやコーヒーが飲めるようになった時期と重なる。
もしかしたら胃腸と自律神経の問題なのかと思って、カフェイン断ちと関連したサプリとかを試していた。
やったこと
メガビタミン
プロテインとビタミンを始めとしたサプリを摂りまくる手法。
メガビタミンで検索したらamazonの評価いい本が出てくる。
俺は怖いから半分ぐらいの量で試してる。
正直いっぱいサプリ飲むと、どれがどういう効果出してるのか全然わかんないんだけど、普通に調子良くなってきた。
あとプロテイン飲んだら朝飯とか少なくて済むから楽。
ただ、そのなかでも一つだけ顕著に効果がわかりやすいサプリがあって、ナイアシンがすごいと思った。
説明するのは難しいけど、ほわーってする。
心地いい倦怠感が蒸気として少しずつ立ち上る感覚がある。
喫茶店でコーヒー飲んで目閉じてすぅ…みたいな顔してるやつってこういう気分なのかって思う。俺はカフェインでうおおってなるから全然わからなかったけど。
トイレも近くなるし、座ってコーヒー飲むなよって思ってた。
ただ、サプリの濃度だと人によっては最初のあたりは体がめっちゃ火照って痒くなるから万人におすすめではないと思う。
桂枝加竜骨牡蛎湯
漢方らしい。
漢方ってほんとに効いてんのか?って思ってたけど飲むと明らかに意識が思考じゃなくて呼吸に向く。
温泉入ったあとの旅館の部屋で20年来の友達と「なにする?」「なんでもええわ」みたいなの言ってるときに近い。
初めて飲んだあと、なんかリラックスするなーって状態で外出たらちょうど快晴で夏の始まりって気温だったから世界良すぎだろって思って散歩した。
日差しが柔らかく感じたっていうか、何もしなくても生きてるだけで幸福感上がるって感じがして、これがセロトニン的幸福かーって思った。
おわり
というわけでかなり効果があった。
精神でいうと前に緊張してたことがだいたい緊張しなくなった。
まあ俺はそれが楽しかったから、デメリットでもあるんだけど、殆どの場合はメリットだと思う。
あと体調面でわかりやすいのはトイレとか明らかに行かなくなった。
それに酒も人といる時以外はほとんど飲まなくなった。これはサプリ飲んでるからこれ以上肝臓に負担かけたくないってのもあるけど、普通にぼーっしてるほうが楽しいなって感覚になってきた。
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