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アカデミー賞発表。祝ゴジラがジブリと一緒にオスカー獲得。歩んだ賞レースを振り返る

アカデミー賞が今日発表。
「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞。「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション映画賞を獲得。おめでとうございます。2作共に公開2日目か3日目の早いタイミングで観れたので思い入れはある分、めでたい事です。中々暗いニュースが多い今年ですが、良い知らせを聞く事が出来ました。

スタジオジブリはディズニー以外で初の複数回受賞。「風立ちぬ」で「アナと雪の女王」に負けて「ありのままとか面白くないんだよ」と相当悔しかった事が分かる言葉を残した「終わらない人、宮崎駿」から数年。嬉しい2度目の戴冠。東宝はこれを記念して「君たちはどう生きるか」海外吹替版を公開との事。アオサギ役のロバート・パティンソンは本家の菅田将暉を意識して演じてるそうです。

「ゴジラ-1.0」は邦画史上初の視覚効果賞という快挙。
VFXの申し子。アーノルド・シュワルツェネッガーにコールされ、あのテーマが流れるという古のゴジラファンは涙なしでは見られない結末。原爆の父「オッペンハイマー」と共に日本時間3月11日に受賞というのがまた因果と言いますか。。

振り返れば、ゴジラは良い波に乗ってました
ストで「デューン 砂の惑星 Part2」が公開延期。低迷する映画館に旋風を起こし、「オッペンハイマー」がショートリスト(トップ10)漏れで脱落の傍で邦画初のトップ10。10本に絞られた事で特撮、怪獣、低予算の特徴がより目立ち、元来の怪獣マニア達(ギレルモ・デル・トロ、ジョン・カーペンターなど)からの熱烈応援。普通、同じ作品の再上映を行うPR期間で「-C(マイナスカラー)」という別バージョンを用意。違う楽しみ方を提供。

運を含めて全ての要素がはまっての勝利
山崎貴監督はじめ「白組」の皆さまはゴジラ新作のハードルを驚天動地の域にまで上げてしまいました。確実にシリーズ屈指の金字塔となりうる出来事で比較されるのも大変かと思いますが、一旦はお祝いしましょう。来月はゴジラ・ストアも新装開店。

他、トピックとしてはジョン・シナの「シナ100%」または「とにかく明るいジョン・シナ」ですか。WWE大阪大会で「阪神,Suck!!」と吠えてたのが懐かしいですが、大スターになってもここまで体を張るのは偉いというか。

この「いや~、先輩寒かったすよ」感!
ロック様ことドウェイン・ジョンソンは今やWWEの役員ですからね。
先輩として後輩の大活躍は嬉しかった事でしょう。

あと言うべき事として。。演技賞のプレゼンターは1人に戻した方が良いんじゃないでしょうか。1対5とより顕在化する。1対1だとまだそういう風に見えにくくなるというか、実際の意識は図れないにしても。

いずれにしても、アニメと特撮はこの国の誇る文化。来年も日本勢が世界に挑む(できれば今度は役者陣も)機会があると良いですね。


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