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「範馬刃牙」史上最強の親子喧嘩編。不器用な親子の交流。

「範馬刃牙」野人戦争編。刃牙とピクルが遂に戦闘開始。そして「史上最強の親子喧嘩編」へ。公式Twitter(現X)感想文キャンペーンに参加したところポスターを頂いた。感謝。

実際の投稿

この話は勇次郎と刃牙の不器用な心の交流、そして和解の話である。常に威圧してくる、物は壊す、大人げない。でも、教養と礼儀がある。
今まで知らなかった親の顔を目にする子。息子に飯を誘われて嬉しそうな父親。そして親子喧嘩の最中、初めて明かす最強ゆえの孤独。

強すぎてネタにされがちな勇次郎をより好きになるシーンとなっている。

今回の追加キャスト。刃牙の母・江珠を演じるは、あの林原めぐみ閣下。

勇次郎に惹かれ、彼を喜ばせるために子を産んだ女性。我が子を強くするために金と環境を与える辺りは、息子を夫を振り向かすための道具にしてるように見える。正直、毒親と呼ばれて仕方ないと思う。

それでも、勇次郎の圧倒的な力で窮地に追い込まれる刃牙を見た彼女の行動と放った言葉は、刃牙の中に深く刻まれ最愛の母として記憶に残っている。1話のみの登場だが、非常に重要な人物だ。

林原氏は2021年に書籍を発表。
数多のキャラに出会った閣下が彼女らを通して感じた気付きや学びを綴る内容で、例えば「監督不行届」のロンパース(安野モヨコがモデル)で他人と一緒に生活する結婚の難しさに共感する等、キャラとの出会いを私生活にも照らし合わせている内容。

恐らく刃牙と近い年齢の子を持つ母親である林原氏。果たして同じ母として、江珠にどんな印象を抱いたのか、強さが絶対的価値観である刃牙ワールドがどう写ったのか。ちょっと聞いてみたい。

他にもNetFlixで初の見せ場となった柴千春に紅白出場のBE:FIRSTが担当の主題歌も見どころ。ある意味でもう一人の主役の列海王は語る事が多く、また別記事で。

実際にポスターを貰った証。

愛憎、勇気、挑戦、伝承。。テーマ多き宿命の決闘が見られますよ。


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