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自分への誓い

私は決めた。

誠実に生きる

そう思ったのには理由がありまして。
私事で恐縮ですが少々お付き合いください。

遡ること1週間前。

内定をいただいた会社から、内定者懇談会の案内の連絡が来た。
私は出席するか欠席するか、とても迷った。
なぜなら、内定承諾書を提出したはずなのに就活をまだ続けているとバレてしまったら大変だと思ったからだ。
会ってしまうとボロが出るし、なにより出さないように取り繕うのに労力が要ると思ったから。
だから私は欠席の連絡をした。

さらに時は遡り、内定承諾書を提出するときの話。
今後就活をもう続ける意思がないのか尋ねられた。
私はまだ就活を続けたかった。将来を決めるのに即決ということができなかったからだ。だからまだ就活を続ける意思があった。しかし、正直に言うのが怖くて尋ねられたとき下手に言葉を濁してしまったのだ。
確認だけの電話かと思っていたが思いの外突かれた末、真意を隠し先方にいい顔をしようとした結果しどろもどろしてしまった。
これでは嘘をついたのがバレバレだった。
ここで私は1つ嘘をついた。

そして時を戻し内定者懇談会の欠席連絡。
理由を見繕いここでまた1つ嘘をついた。

苦し紛れの欠席連絡。
だけどモヤモヤして仕方なかった。
入社の可能性が残されている今、本当にこれは欠席して大丈夫なの?
たまりかねて、友達に恐る恐る聞いてみた。
そしたらとても驚かれ、欠席はまずかったのだと悟った。
そこからの行動は早かった。
すぐに会社に電話し、理由にしていた
「学業の都合」が解消できたのでやっぱり参加したい
と伝えた。
そう、また嘘の理由を取り繕って。

電話の向こうは歓迎してくれたけれど私の内心はとても穏やかじゃいられなかった。
嘘をついていましたと自白したようなものであったからだ。
もう、こんなの誰が得しているのだろう?
私は自分の嘘で会社からの信用を失うし、会社は私の嘘で振り回されている。
就活の「普通」が分からない今、なにをどのように話すのが正解なのか分からない。
「オトナ」の都合でグチャグチャにされた駆け引きは無駄に精神をすり減らすだけだ。

でも私は心に決めた。
それが冒頭で述べたように、
誠実に生きること」
なのだ。
電話の最後にまだ就活を続ける旨を告白した。
会社にとっては嫌な情報であったかも知れないが、私はこのまま嘘をつき続けることができないと思ったのだ。
そうしたら素直に告白してしまおう、と。
告白したからといって何かが変わったわけではない。
心理戦は未だ続くけど、学びがあったのは救いだった。

正直でいる。失敗したら謝る。
難しいけれどとても大事なこと。
マネーフォワードの社長辻さんも本で言っていた。
それができなければまともな人と出会うことなどできない。出会いを望むことすらできないのではないかと思う。
嘘をついて苦しくなっているようでは、そんな器がないってことだ。
変に尖るのはやめたほうがいい。
懺悔として、教訓として、今後の自分に誓うために今回書くことにしました。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

以上!!

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