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プレジデンツ・デーは公休(でも会社はオープン)

アメリカは2月第三月曜日をプレジデンツ・デーとして政府の休日としている。よって学校はすべて休校。郵便局や銀行も閉まっている。

しかし国民の休日ではないため、ほとんどの会社はやっているしお店もオープンだ。

ジョージ・ワシントンが2/22生まれ、エイブラハム・リンカーンが2/19生まれということで、両方併せて「プレジデンツ・デー」でよかろう、ということらしい。

そしてなぜかこの週は冬休みとして月曜から金曜まで学校休みとしている市町村もある。一週間全休もあれば月火休みで4連休などとする自治体もある。

前にも書いた通り州が定めた「学校は年間XXX日」をクリアできればいつ休んでも構わない。

冬休みを1週間取らないで6月早めに終わる町もあれば、そうでない町もある。

わが町は後者で「冬休み1週間バッチリ取る派」である。隣り町は4連休、その隣りは3連休という具合にバラつきがある。

昔では1週間休みがほとんどだったのだが、近年ではそうでない方が多数となっている。「こんな時期に休むより夏休みが早く来た方がいい」派が増えているのだろう。

そこでわが町も冬休みをどうするか、で住民投票が先週行われた。わが家では「冬休み短縮」に一票入れた。

子供たちがまだ小さかった頃、1週間の冬休みの間にスキーに行くのが恒だった。しかし長男が大学へ行き次男は高校生となり、家族全員で旅行に行くにも日程が合わなくなった。

よって今の時期長く休む必要はなくなった。しかし近所の市町村がこぞって冬休み短縮を図るなか、なぜうちだけ頑なに1週間休みをキープしているのか?

それは、おそらくわが町の一部のエリアが全米でも有数の裕福世帯となっいるため、彼らが冬休み期間にカリブ旅行などに行きたいからなのだろうと推測する。

わが家も一度年末年始にカリブ海のリゾートへ行ったことがあるが、厳しい冬のさなか常夏の島へ出かけるのはチョー気持ちいいのだ🥴

しかし値段はバカ高いので、もう行けないがw

どこの学校も9月-6月のスクールイヤーで一月末がちょうど半分となり、冬休み明けが後半になる。ここからは本当に早くなり、あっという間に年度末になる。

アメリカの学校は一年短く、年間185日ほどしか通わない。

「おおもうすぐ学校も終わるぞー」とちょっとだけ明るい気分になるプレジデンツ・デーである。

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