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結末

行き過ぎた科学は、なにも幸せにしない。
人間は、時として愚かで残酷だ。
なにもかも、自分たちの手のひらの中にある気になって、その傲慢さに気づきもしない。
偽善を放ち、自分たちの感情を第一とする醜さは、やがて化けの皮が剥がれる時を迎えるだろう。
人間は、人間以上には決してなれない。
人間も、自然の一部という事実を忘れたのであろうか?
違う“種”と共に、共生することを忘れた結果が、今の歪んだ時代を生んだ。
自分の欲望のために、他のいのちを冒涜し、残虐をやめなければ、逃れられぬ災いの大津波となって、最悪の時が人類を襲い、滅するだろう。
今はいい…、しかし、自身の大切な子、孫の時代に恨まれる事になるのは、火を見るより明らかだ。
それを真に望むのか?
エゴの火に脂を注ぎ続ければ、あなたの魂は、業火の炎に焼かれ、枯れ果て、もう二度と清浄な魂には戻れない。

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