30歳を祝う『日向坂で会いましょう』が写す実像と、虚像と理想像と
今回も『日向坂で会いましょう』おもしろかったですね。
書き出しから個人的な話をするのも忍びないが、最近なぜか若く見られるようになってきた。今年32歳になる、おじさんを自称することを迫られる年齢に差し掛かってるのだが、初対面の人に年齢を申告すると「若く見えますね」と言われる。リップサービスを真に受けてる痛々しさや「若いですね」の逆説的証明なんてものはさしたる事案ではない、問題はわたしがどういうスタンスを取るべきなのかを毎回決めかねているのところだ。「若いんですよ」か「大人です